飽きた

もう、夕食を作るのを飽きてしまいました。
一時は、楽しくて、「これなら、毎日作ってもいい。」と、思っていたのですが、横から口だす母がうるさくて飽きてしまいました。
自分なりに、味付けしたり、失敗したりするのがいいのです。

母は、口は出すけど、手は一切出しません。
それが、やる気を失わせるのです。
ちょっとくらい手伝ってくれてもいいような。
そんなに難しいことをやってくれ。と、言っているわけではないのです。
ちょっとした洗い物なんかやってくれると、本当にありがたいのです。
しかし、本当に一切手は出さないのです。
それなら、別の部屋へ行ってくれ。と、思うのです。

私が、夕飯の支度をすると、一緒に台所に入って、横に立っているだけなんです。
もうそれが、邪魔になって仕方がないのです。
かといって、お料理の批判はしないのです。
「おいしい」とか、「まずい。」とは口にしません。
それじゃあ、私の腕が上がらないのです。
私は、もう夕食造りに飽きたのです。