望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

30度だから空いてるさ

2018-04-21 11:00:13 | 暮らし・花・趣味

今日は西へ向かっています。



最高気温30度の京都へ💦

さんじゅうど・・・。

うん、大丈夫!
暑いの、大好き!
お寺巡り、楽しんできます😊




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「見よ」ウラ話&ウラ写真(その35) 着替える!

2018-04-20 23:37:56 | 舞台・ウラ話

公演中、7回も着替えのある私。

といって、楽屋はダメ。早替え部屋もダメ。

さてどうするか、と、
上手から外に出る、この扉を開けたら、


あれ?
ここ、スペースあるじゃない!


ちょうど女子楽屋の「staff only」の反対側。


やはり同じように、「staff only」の扉があったんですが、
そこのスペースが、完全に空いていたんです。

ま、言ってみれば、階段につながる踊り場なんですが、
四畳半くらいの広さがある!


おおおお、いい所、見つけたでにゃぁの!


といっても、勝手なことはできません。

すぐに舞台監督さんをつかまえました。

「あの~、上手の扉、開けたところ。
 あのスペースで着替えていいですか?」

「あ、いいですよ」

「じゃぁ、ちょっとだけ荷物を置いても?
 もちろん、すぐに片づけますけど」

「いや、ずっと置いといていいですよ」

  おおっ、やったでにゃあの!

「なんか、楽屋みたいになっちゃうな~。
 椅子かなんか置いちゃったりして~」

「ああ、いいですよ。
 用意しときます」

「いやいやいや、とんでもない!
 そんなことくらいは自分でやりますから」

・・・と、一応遠慮したのに、

  気がついたら・・・、

ラックまで用意してもらってた(笑)



もう、何も文句なし!

それ以降、ここの名前も「木村部屋」
なんか、お相撲さんみたいなんだけど・・・


しかし、広々としたスペースを独り占めして、
悠々と着替えられて、

ココだけの話、
全部の出番が終わった後には、
LINEやりながら、おにぎり食べたりしてました(^_^;)


ただ、ささやかな誤算がひとつ・・・。


    <つづく>





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「見よ」ウラ話&ウラ写真(その34) 着替える!

2018-04-19 22:54:44 | 舞台・ウラ話

女学生の早替えは本当に大変でしたが、

私もね、私もね!
めっちゃくちゃ着替えてたんです!

あの作品は、9場からなっているのですが、
なんと私、その9場のうちの8場に出ていたんです。

それがわかったとき、
何より自分がびっくりしました。

どう考えたって、自分が、
そんなに出ているようには見えませんでしたから。

要するに、ほんのちょこっとずつ、
全部のシーンに出ていたんですよね。


しかし、いくら一瞬しか出ないといっても、
着替えないワケにはいきませんから。

本当にタイトなところは、
着物の得意な、安達先生のあざやかな介錯で、
何とかしのぎましたが、

本音をバラせば、
公演の最後の方には、
心底、着替えがイヤになっていました(笑)

だって、1回の公演で7回、
羽織はかまと夜着とを、交代に着替えてたんです。

それも、一瞬の出番のために!

これが自分の着物なら、
切り刻んで早替え用に細工して、
手間を軽減できるんですが、なにせ借り物。

そんなことはできないから・・・きちんと着るしかない。

・・・って、ものすごい愚痴大会になっちゃいましたが、
それほど面倒だったということで。


もちろん、着替えの回数は、
スタジオの稽古場のときからわかっていました。

しかし劇場に入って、
その着替え環境のキビシサに愕然!

楽屋に着替えに行くたびに、往復ほふく前進。
その上、たどり着いた楽屋は、
狭くて着替えにくい。

・・・この時点で、
いちいち楽屋に戻る選択肢は消えました。


といって、早替え部屋は女学生で満杯。

そう。
私がそんなに着替えるなんて、
誰も気づいてなかったんですから、
用意されているワケはない。

さてどうするか・・・。


    <つづく>






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「見よ」ウラ話&ウラ写真(その33) 着替える!

2018-04-18 22:42:27 | 舞台・ウラ話

延ぶの地獄の早替え。

・・・まぁ、いつも延ぶは忙しいんですが、
中でもすさまじいのが・・・。

暗転で椅子を移動する、という話を書いた(その13)。
あのシーンなのです。


みんなが窓から逃げた後、
菅沼がカンテラで照らして、ほっとした顔をして、暗転。

普通は、あの暗転で休憩になるんですね。

というのも、

暗転になる寸前まで、
夜着で、下手の談話室にいる延ぶが、

明るくなった途端に、袴姿で、
上手の階段から降りてくるのです。

つまり、暗転している時間しか、ない。

その間に、
浴衣を脱いで、着物を着て、帯を締めて、袴をはく。
そりゃぁ無理です。

だから、どこの団体さんでも暗転にしているのに、
ここでは、暗転なし!


実際、はるかぜちゃんのブログの思い出話に、
🌸1番時間がタイトなところは稽古中は1度も間に合ったことがなかったが本番ではほぼ間に合っていた

って、かなり怖い話が書いてありました。
(間に合ってなくても、本番に決行させる主宰もすごい


しかし・・・、
本当に、どうやって間に合わせたんだろう。

私も着替えていたので、見ておらず、
今も謎のままです。

まぁ、みんな少しずつ慣れていったことと、
いろいろと知恵を絞ったことで、
あんな無理難題をクリアできたんでしょうね。


楽屋に入ってもなお、細工中。


梅津仰子役の宮島はるかちゃん。
作っているのは延ぶの帯です。

着替えを手伝う側も、なんとかせねばと、
一生懸命なのです。

だって、自分が手伝った人が出トチるのは、
そりゃあイヤなものですから。


なんて、人ごとのように書いていますが、

いや、あのね!

ほとんど気付かれていないと思うんですが、

私もね、めっちゃくちゃ着替えてたんですよ!


    <つづく>





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「見よ」ウラ話&ウラ写真(その32) 着替える!

2018-04-17 22:36:09 | 舞台・ウラ話

さて、この階段の反対側にあるのが、


黒幕で覆われた、謎のスペース。


10日ほど前に書いた(その23)の回に、

 ほふく前進が大変なので、
 下手の楽屋に戻らずに済むように、
 上手に早替え部屋が作られていた、

と書きましたが、

それが、こちらなのです。



この「見よ飛行機の高く飛べるを」という作品は、
どの団体さんが公演するときでも、
基本、間で休憩が入ります。

どうしても上演時間が長くなって、
お客様が疲れるから、という理由がひとつ。


そして、もうひとつが・・、

休憩がないと、着替えが間に合わない!


それなのに、今回は休憩なし!

 作品を少しカットして、
  台詞をテンポ良く喋って、
   無理やり着替えを間に合わせて、
    ノンストップで行く!

こういうことを思いつく主宰は、
すごいと同時に、鬼です(笑)


なぜそんなに、何度も着替えなきゃいけなかったのか?

それは実にシンプルな理由からで、
・・・昼のシーンと夜のシーンが交互に出てくるから。

いやもう、これが嫌がらせかっていうくらい、
昼と夜とが交替に出てくるんですね。

昼は袴姿。


でも、夜遅くみんなで集まるのは夜着。
つまり寝巻の浴衣に、なにか羽織る姿。


袴から浴衣は、まだいいんですが、
浴衣から袴が、もう、それはそれは大変で。

特に、主役の2人、中でも延ぶは、
地獄のような早替えがあったんです。


    <つづく>




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「見よ」ウラ話&ウラ写真(その31) やっと階段へ

2018-04-16 21:25:58 | 舞台・ウラ話

小道具置き場と、
このような位置関係で作られている裏階段。


ここから上って、


踊り場からまた上がって、


もう一つあがると、


セットが見えてきました。


そして、てっぺんです。


これぞ見本のような「見切れ線」ですね。
高所恐怖症の私は、ちょっと涙目になりながら、
この後ろで出番を待っていました。


こういう所は、とにかく危険なので、畜光がいっぱい。
この床だけで、これだけ貼ってあります。


手すりのように見える、横にわたしてあるパイプは、
とりあえずの危険防止の役目のみで、
手すりの機能はありません(笑)



普段でも薄暗い舞台裏の、
そんな手すりのない階段を、

火のついた手燭を持って、
足の先まである袴をはいて、走って降りたり上がったり。

それだけに、階段には、
畜光だけでなく、赤いライトがいくつも付いています。

このあたりも舞台監督さんの仕事なのですが、
いい舞台監督さんは無駄なく、
ほしい所にきっちり明かりをセットしてくれます。

舞台監督さんの腕というのは、
お客様には見えない、まさに縁の下の力持ちですが、
芝居がうまくいくかどうかのカギを握っているのです。


そして、見切れ線を越えて、


舞台に登場したときに見える景色。


本番前なので、相変わらず雑然としていますが、
写真が撮れるのが、この時しかないので


「舞台裏」とはよく言ったもので、今見てきた裏階段と、
客席側から見た、階段との、この落差。


といっても、この手すりだって、
実は「持つな、頼るな」なんですけどね(笑)


    <つづく>






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「見よ」ウラ話&ウラ写真(その30) やっと階段へ

2018-04-15 21:15:20 | 舞台・ウラ話

さて、ずいぶんトイレに時間をかけてしまいましたが、
気がつけば上手の奥まで来ました。
(これもずいぶん長かった

この上手の突き当たりを曲がると、


ここは小道具置き場。
そして、例の階段の裏側も見えてきました。


小道具が雑然としていますが、
これは多分、本番が終わった時だったのでしょう。

小道具置き場は、ミスがあると大変なので、
いつもは、きちんと整頓されていますから。


今回の小道具は、
硯や筆・・・移動の際に水をこぼしたり、衣裳を汚したりしやすい。
和紙・・・濡れると大変。折れるとシワになる。落とすとまとめにくい。

そして、
お稲荷さんなどの消え物(小道具で使う食べ物)。

それに加えて、火!

これだけのものをセットする下級生たちは、
本当に大変でした。

そうなんです。
メインの上級生を助けて、
3年生と1年生の、この3人が、
裏で大活躍してくれていたのです。


4年生の超早替えも、
彼女たちのお手伝いなくしては、できませんでした。


あ、ちなみに、おわかりとは思いますが、
この学年は、あくまでも役の上で、
実際の年齢とは違いますので(笑)

そして、ここから、
暗い、怖い、キタナい、の、
まさに3Kの裏階段がスタートします。


    <つづく>





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「見よ」ウラ話&ウラ写真(その29) 小劇場のトイレ事情

2018-04-14 22:50:32 | 舞台・ウラ話

小さい劇場のトイレは、お客様用と一緒。
なので、受付を開始する前に済ませるのが鉄則ですが、

まだ時間があるから今のうちに、とトイレに行って、
さて出ようと思ったら、
なぜか受付にお客様がいる、ということも。


まだ劇場には入れませんと言っても、
いろいろ話しかけてこられるお客様を、
追い出すワケにはいきませんから。

「えっとぉ、じゃぁ、あと30分くらいで来ればいいのね」
「はい。1時から受付開始なので、
それ以降は、このロビーでお待ち頂けます」

「差し入れはどこに渡すの?」
「それは、あとで役者に直接渡して頂けます。
 あっ、お客様!
まだこちらにはお入り頂けませんので」

「あ~、ごめんなさいね~。
あ、そうそう、時間ってどのくらい?」
「約2時間を予定しております。
それでは、後ほど、お待ちしておりますので」

「もうねー、ここに来るのにさんざん迷っちゃったわよ。
 こーんな荷物持って!
 このチラシの地図、わかりにくいわよね~」
「申し訳ございません。
 それでは後ほど・・・」

「この荷物がまた重いのよー。
差し入れにゼリーがいいかなーって買ったら、
まぁ重いのなんのって」
「・・・」

「あ、そうだ。ねぇ、預かってもらえない?」
「はいっ、わかりましたっ!お預かりしますっ!
 お名前を・・・はいっ、それでは後ほどっ!」

よっしゃ~、これで終わると思っていると、

「あ、その前にトイレ借りていい?」

おいっ!

・・・なんてお客様には言えないけど、

ちょっと言いたくなります。

もちろん、こんな場合は、受付の人が、
「開場前ですので」とはっきり断ってくれますが。

そして、こういうタイプの方、
決して珍しくないんですよ(笑)


    <つづく>






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「見よ」ウラ話&ウラ写真(その28) 小劇場のトイレ事情

2018-04-13 20:46:46 | 舞台・ウラ話

トイレの話が出たので、
また長くなりますが、劇場のトイレの話を少し。


ご多聞にもれず、楽屋のトイレのクオリティーも、
基本、劇場の大きさに比例します。
大劇場になると、
個室の楽屋にシャワーとトイレがついていますから。


でも、小さめの劇場でも、
とても気配りがされていて、清潔な所もあれば、

それなりのキャパのある劇場でも、
ないがしろにされているなと感じる所もあります。

まぁ、最後は、狭かろうが汚かろうが、
「本番中にトイレに行ける!」という安心感だけで、
もうそれで十分なんですけどね。


中には、楽屋とトイレが2階で、
劇場が1階だから、なんの問題もない、
と思いきや、

水を流すと、
真下にある舞台に聞こえてしまう、という所も。

結局、楽屋にトイレがあっても、
本番中に使えるとは限らないというのが、
実に小劇場らしいというか、なんというか。


また、本当に小さい劇場のトイレは、
お客様用と一緒が普通です。

なので、この場合、お客様が入ってこられる、
受付開始の時間になった時点で行けません。

受付開始はたいがい、開演の1時間前なので、
その寸前を狙うんですが・・・、

たまたま、うんと早く来たお客様が受付にいらしたら、
そこでアウトーーっ!

もちろん、受付前の時間帯は、本来、
劇場の中には入って頂けません。

しかし、相手はなんといってもお客様。
質問しに入ってこられると、
それを追い返すことはできないワケで

そしてお客様の中には、
いろいろな方がいらっしゃるワケで


    <つづく>





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レトロな日

2018-04-12 17:59:12 | 暮らし・花・趣味

浅草で芝居を観て、
ついでにレトロな広告やジオラマを見た帰り道。

銀座線に乗ったら、レトロな車両に遭遇。



ちょっとワクワク。
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