久々に、晴天の日曜日になった今日、
早朝から秩父に行ってきました。
というのも、
これがあったんです
１2年に一度、午年にだけ、
日頃、秘仏として見せてもらえない、
各札所の御本尊様が拝見できるという。
お天気もいいし、
信仰心なんてカケラもない罰当たりだけど、
巡礼の札所巡りをやってみようか、
ということになりました。
パンク事件もあったし、
厄落としだ！
ということで、
秩父の駅に降り立って、
バス停に行って、
「え？・・・
」思わず、体が止まりました。
朝、この辺りにいるのは、
登山客と巡礼（お寺巡り）のどちらか、
なんですが、
その大勢の登山客の、
ほぼ全員が、オーバー70！
どこの老人ホームの団体だっていうくらい。
登山者の高齢化というのは、よく聞くことだし、
実際に、あちこちの山でも、
我々くらいの年齢層が多いんですが、
そんなレベルじゃない！
何のタタリだ～～(こら！)
今度の役がたぶん、オーバー80なので、
研究できるかと思いきや、
元気すぎて全然、参考になりません（笑）
でも、お年寄りが元気なのは、いいことです。
私もあやかりたい・・・って、
今でも、若い人にはそう思われてるのかも
ま、何はともあれ、
どっちかと言うと若い人が多い、
巡礼コースに行ったのですが・・・、
いろんなルートがあったんですよね。
で、何にしようと考えたときに、
見つけたのが、
＜江戸巡礼古道＞
いいじゃない、これ！
江戸の巡礼者たちが通った道を辿って、
・・・なんて、ステキだわ
って、思うじゃないですか。
その割に、みんなこっちに来ないな～と思いながら、
山の方に登って行ったんですが・・・。
行けども行けども、険しい尾根道。
30分歩いても、人っ子一人見かけず。
だんだん不安になるものの、
今さら、もと来た山道を戻るワケにもいかず。
「一本道だから、迷うワケないよね？」
と確認しつつ、歩くこと、40分あまり。
向こうから来る人が見えた時の、嬉しかったことと言ったら！
「23番、もうすぐですか？」
「ええ、あとちょっとですよ」
「よかったぁ」
やっとたどり着いた古刹で、
いよいよ秘仏の御本尊様！
・・・って、
見えないじゃん！
確かにご開帳はされてるんですが、
遠い上に、金網の柵が邪魔で。
奈良や京都の仏様のように、
近くからお姿を拝見できると思ったら、
あまりのイメージの違いに愕然。
・・・そうか、あっちは有料だもんね。
営業努力してるんだよね。
それでも懸命に目を凝らして拝見して、
また歩いて・・・次のお寺へ。
また見えず
次も、また次も・・・
もちろん、ちょっとは見えるし、
お寺全体の佇まいが、とってもいいんですが、
このあたりで、足がパンパン。
もう、新蕎麦だけ食べて帰ろう！
ということで、近くのバス停に行ったら、
３時間に１本
あとは・・・、駅まで、普通の道を歩くしかない。
江戸の道で、エネルギーを使い果たしたのが、
すべての失敗の元だった
何とか無事に家に帰りつき、
あらためてネットで調べてみたら、こんな文面が。
＊ ＊ ＊
・・・なかでも、江戸古道は、
巡礼は修行であると再認識できる道です。
＊ ＊ ＊
はい、なんか知らないけど、修行させて頂きましたーっ！
筋肉痛、
ちょっと治ってきたところだったんだけどなぁ
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