望子のただいま稽古チュッ!

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・・・オバサン役者、木村望子の日々。

舞台の裏のウラ話 <お客様には見えない苦労編・その8>

2019-07-07 17:16:45 | 舞台・ウラ話

 

暗転で、消えものをハケる(片づける)のは、

何が起きるかわからない、

出来ればやりたくない仕事なんですが、

 

そんな時に、我々役者が頼るのが、

舞台監督さんなんですね。

 

舞台監督・・・通称「舞監さん」は、

舞台上でおこる、全ての責任者。

 

なので、複雑な仕事は、

舞監さんにお願いしちゃうんですが、

 

その、プロである舞台監督さんでも、

時には、やっちゃうことがあって・・・。

 

 

その時は、私も含めて4人が、

暗転の間に、袖から出て、

小さめの応接セットに、ぎっしり座り、

そこで明るくなっていく、という段取りでした。

 

大の大人が4人、暗転の中で急いで座るのも、

それなりにワタワタなのですが、

それだけ動きのある中で、

 

舞監さんは、お茶(茶たく付き)と名刺をハケる、

という仕事がありました。

 

詳しい話は、こちらでお読み頂くとして、

 

まぁ、たまたま間の悪いことがあったんですが、

やっと椅子に座って、スタンバイした役者さんの髪に、

ハケたお茶をバッシャーン!!

 

私も暗い中でスタンバっていたのですが、

なんか、いつまでたっても、

周りがガサゴソしてる・・・。

 

(なにかあったのかな?)

 

で、明るくなってみると、

隣に座っている、私の孫娘役の役者さんが、

やたらと手櫛で髪を触っている。

 

あ~、こういう芝居にしたのね、

くらいの軽い気持ちで見ていましたが、

 

実際は、

真っ暗な中での降ってわいた災難に、

 

(これから見せ場だっつーにっ

 

と泣きたくなりながら、

そのキャラクターをキープしつつ、

髪のお茶を全体に広げていたという(笑)

 

 

そういえば、公演を観に行っても、

暗転での消えもの移動は、

ブルーライトでうっすら見せたままでの作業にしたりと、

できる限り、事故らないようにしているようです。

これ、何かやらかすとキズが深いですからね。

 

 

って、なんか気がついたら、ハケる話になってますが、

消えものの話でした!

 

消えものでキツイのは、何といっても、

<食べながら芝居をする>

これに尽きます。

 

まぁ、消えものに限らず、

「何かをやりながら芝居をする」

というのは、予想以上にシンドイ作業で・・・。

 

あ、ひとつ思い出してしまった。

あの、消えものネタじゃないんですが、

ちょっとそんな話をさせて下さい。

 

   <つづく>

  

 

 

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