望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「見よ」ウラ話&ウラ写真(その10) とりあえず道具~~

2018-03-24 23:13:47 | 舞台・ウラ話

もう一度、出しちゃいますが、

青田先生が上にかざしている黄色い紙。


これが扁額の代わりって、


いくらなんでも小さいだろ!
・・・って、思いますよね、普通。

でも、いいんです!
形が違おうが、とにかく持っていれば!


昨日のリンク記事を読んで下さった方には、
重複になってしまいますが、

絶対に何かを持つ、その理由は・・・、

<持たないと、途中で消えちゃうことがあるから>

なのです。

特に最初からずっとエアーでやっていると、
いつの間にかモノが消えても気づかない、
ってことがあるんですね。

(昨日のリンク記事の<1> に、もっと詳しく書いています)

エアーでやってて、
実際にモノを持ってみたら、

あ、これの置き場所、どうしよう~、
なんてことが出てきたりするんです。

まぁ、今回のように芝居慣れしたメンバーなら、
まず、そんなチョンボはないんですが、

慣れているだけに、怖さも知っているから、
ちゃんと何かを持つんですね。

   *    *

かと思うと、反対に・・・。

これは本物の明治時代の教科書です。


本物があるのに、
残念ながら、本番では使われませんでした

   *    *

これは、椅子とテーブルが揃うまでの、とりあえずの大道具。
パイプ椅子と事務用のテーブルです。


そして、
テーブルの上には丸いものが3つ。

これは手燭の代わりのルームライトです。

ルームライトだから明かりがつく。
「とりあえず道具」としては、かなりの優れものです。

何故か、本物の手燭とルームライトの共演。


そして、何故か、この写真が一番出来がよかったらしく、

普通に、このミックスバージョンが、
あちこちに出ていました。

意外に気づかれないものなんですね。


しかし女学生たち、この手燭の火で、
本当に苦労したんです。

本番では当たり前のように使われていましたが、

そこに至るまでには、いろいろな(たまに笑えるような)、
苦労があったのです。


    <つづく>





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