望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ちょこっとウラ話・愛すべきキャラクター(その5)

2015-12-03 16:14:17 | 演劇・舞台・小劇場

また間が空いてしまいました
意味不明の方は、その1からお読み下さい。
(毎度毎度すみません!)

* * *

何にでも一生懸命の彼は、
自分の演技にも、
ありすぎるほどの、すごい情熱を傾けます。

それがたまには、
 ありすぎる、ことも、あって・・・。


本番中は自分の出番の少し前に、
舞台のそでにスタンバイします。

いつスタンバイするか、は、
役者個人の自由です。

たまーに、毎度毎度走りこんで、そのまま舞台へ、
みたいな人もいたりします(極めて少数ですが)

また、かなり早めにスタンバイする人、
こういう人が多数派です。

当たり前なんですよね。
何があるかわかりませんから。


一方で、長い間そでで待ってると、
緊張してくるからダメ、
っていうベテランさんもいます。

これもすごくわかります。


でも、こういった話は、
劇場が広くて、そでに余裕のある場合だけ。

その時の劇場は小さかったため、
そでも狭かったんですね。

狭いそでの場合は、あまり早くスタンバると、
「次に出る人」のジャマになる。

だから私などは、
自分の前に出る人が舞台に出たぞ、
というところで、スッとスタンバイしていました。


でも、熱い男は、
そんなギリギリのスタンバイなんて許せない!

あ、もちろん熱く語りすぎて、
着替えが遅くなって、滑り込みセーフ、
なんてこともあるんですが、

基本姿勢は、なんでも早く!

しっかり心の準備をし、舞台に上がるためには、
スタンバイは早くなくてはならぬ、

という考えの人なんですね。


うん、それ自体は間違ってはいない。
まさに正論なんですが、

たとえば、次にXさんが出て、次にYさん、次にZさん、
そして次にAさん、という順番だったとします。

舞台に一番近いそでには、
当然のことながらXさんがスタンバイ。
そして、Xさんが出てから、Yさんがスタンバイ。
そんな感じです。


でも、AさんはXさんがスタンバったあたりから、
しっかり準備を整えて、そでに入るんです。

そして、狭いそでで、
ずっと口の中でセリフを復唱しながら待つんです。



 狭いそでで、


   でかい体で


   (つづく)



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そうだよなぁ・・・

2015-12-03 10:14:00 | つぶやき

   -------------

  「短所」があるから「嫌い」になる、のではなく、

  「嫌い」だから「短所」に見える。

   -------------


今朝読んだメルマガで見つけた、

ある人気カウンセラーさんの言葉。

 うーーーん。激しく納得。
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