(昨日からの続きです。 ???な方は、昨日の日記からお読み下さい)
さて、
お次は、私の語りの場面。
つつつっと前に出て、お辞儀をし、持っている紙をひらりと開いて、
ちょっとカッコをつけて、紙に目を落とす。
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・読、め、な、い・・・・・・
そう!
読めないんです!!
ライトが暗すぎて・・・
このシーンは、舞台中央で繰り広げられるお話が中心で、
私の語りは、いわば影の声。
だから暗いのは当たり前なんですが、
そんなこと、夢にも思わなかった!
だって、稽古場では、明るい所で稽古してたんだから。
万が一、紙が濡れたり破れたりした時のために、
着物にもう1枚、同じものを仕込んでおく、
という万全の態勢で臨んだつもりだったのに、
まさか・・・、
読めないという事態は考えなかった
どうしよう・・・。
本当に体中から、ざぁーーっと汗が吹き出しました。
もちろん、文面は暗記していました。
でも、覚えていたはずの内容も、
びっくりした途端、出てこない!
とはいえ、中央では、
私の語りに合わせて動くことになっている2人が、
私の声を待っている・・・。
私が喋らない限り、動けない・・・。
お、おちつけ・・・、おちつくんだ。
その間も、汗はたらたらと流れてきます。
しばしの間があって、
紙にもう一度目を落とすと、
少し目が慣れてきたのか、
なんとなく、字が見えてきました。
あ、そうだ! 最初はこれだっ!
ぼんやりと見える字の、
冒頭を読んだ途端、
やっと我に返って、
ドキドキドキドキ、うるさいほど鳴っている、
自分の心臓の鼓動を聞きながら、
思い出しつつ、最後まで喋りきりました。
続けて、もう1回ある語りは、
最初から読まないと腹をくくって、
読んでいるそぶりだけで何とかこなし・・・。
語り終えた後は、
シャキっと座っていながらも、
もうヘナヘナと崩れ落ちる寸前の状態でございました。
そりゃぁ、出来は悪かった。
当たり前です。
テンポなんて目茶苦茶だったんだから。
ダメ出しの嵐だったことは言うに及ばず。
(ごめんなさいっ )
でも私には、それよりも、
「とりあえず終わったぁ」
という安ど感の方が、ずっとずっと強かったんです。
その後、
やはり、舞台全体のバランスが悪いということで、
本番からは、もう少し明るくなって、
読もうと思えば読めるようになりました。
がっ
もう読みませんよ!
そんな、オソロシイ。
カンペに頼っていいことはない。
身にしみてわかりました。
やっぱりカンニングは、自分のためにならないんです。
まだ勉強中のよい子のみんな、
暗記するものは、ちゃんと覚えようね~!!
さて、
お次は、私の語りの場面。
つつつっと前に出て、お辞儀をし、持っている紙をひらりと開いて、
ちょっとカッコをつけて、紙に目を落とす。
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・読、め、な、い・・・・・・
そう!
読めないんです!!
ライトが暗すぎて・・・
このシーンは、舞台中央で繰り広げられるお話が中心で、
私の語りは、いわば影の声。
だから暗いのは当たり前なんですが、
そんなこと、夢にも思わなかった!
だって、稽古場では、明るい所で稽古してたんだから。
万が一、紙が濡れたり破れたりした時のために、
着物にもう1枚、同じものを仕込んでおく、
という万全の態勢で臨んだつもりだったのに、
まさか・・・、
読めないという事態は考えなかった
どうしよう・・・。
本当に体中から、ざぁーーっと汗が吹き出しました。
もちろん、文面は暗記していました。
でも、覚えていたはずの内容も、
びっくりした途端、出てこない!
とはいえ、中央では、
私の語りに合わせて動くことになっている2人が、
私の声を待っている・・・。
私が喋らない限り、動けない・・・。
お、おちつけ・・・、おちつくんだ。
その間も、汗はたらたらと流れてきます。
しばしの間があって、
紙にもう一度目を落とすと、
少し目が慣れてきたのか、
なんとなく、字が見えてきました。
あ、そうだ! 最初はこれだっ!
ぼんやりと見える字の、
冒頭を読んだ途端、
やっと我に返って、
ドキドキドキドキ、うるさいほど鳴っている、
自分の心臓の鼓動を聞きながら、
思い出しつつ、最後まで喋りきりました。
続けて、もう1回ある語りは、
最初から読まないと腹をくくって、
読んでいるそぶりだけで何とかこなし・・・。
語り終えた後は、
シャキっと座っていながらも、
もうヘナヘナと崩れ落ちる寸前の状態でございました。
そりゃぁ、出来は悪かった。
当たり前です。
テンポなんて目茶苦茶だったんだから。
ダメ出しの嵐だったことは言うに及ばず。
(ごめんなさいっ )
でも私には、それよりも、
「とりあえず終わったぁ」
という安ど感の方が、ずっとずっと強かったんです。
その後、
やはり、舞台全体のバランスが悪いということで、
本番からは、もう少し明るくなって、
読もうと思えば読めるようになりました。
がっ
もう読みませんよ!
そんな、オソロシイ。
カンペに頼っていいことはない。
身にしみてわかりました。
やっぱりカンニングは、自分のためにならないんです。
まだ勉強中のよい子のみんな、
暗記するものは、ちゃんと覚えようね~!!