40才からの女性のためのひとりサルサ&ベリーダンス・初級教室【amordance】 齊藤なつブログ

もう若くないから…こそ!ダンスしましょ💕ダンスは心の美容液。アモールダンス主宰・齊藤なつのブログ

結論、振り付け作りは自分と向き合わされる作業

2017-04-17 18:14:00 | おうち de ダンシング
大人の一人サルサ&ベリーダンス初級教室
🎀アモール🎀


✨4月から新振付けレッスンスタートいたします✨

アモールのレッスンは全て大人のための初級レッスンです。
無理なく楽しみながら美健康作りしませんか。

お気軽にいらしてくださいね。
生徒さんとお待ちしております🎀

🌹はじめてのベリーダンス🌹

骨盤周辺から女性を美健康にしてくれる、ミドル世代の女性にこそぜひ始めて欲しいダンス。
日本の歌謡曲を使った歌謡ベリーもレッスンしています。

【湘南台クラス】

湘南台カルチャーセンター
「はじめてのベリーダンス」HP写真と文章新しくしました。見てね✨
第2・4(木)14:45~16:15
体験レッスン随時受け付けております🌸


🌹4月~振り付けレッスン曲🌹

歌謡ベリー ♪ 「flower power」

韓国発ガールズグループ少女時代のダンスナンバーで楽しくベリーダンスしましょう。


🌹はじめての一人サルサ(=シャイン)🌹

ひとりで踊るスタイルのサルサを「シャインサルサ」といいます。相手にとらわれず、初心者さんでも学びやすいのが特徴。
足腰を鍛えながら女性らしい身のこなしもマスターできる、ミドル世代の女性にぜひおすすめしたいダンスです。もう一度、女性を取り戻しましょう。
日本の歌謡曲を使った歌謡サルサのレッスンもしています。


🌹4月~振り付けレッスン曲🌹

歌謡サルサ♪「まちぶせ」

昭和の恋を平成の歌姫JUJUがカバー。



【湘南台クラス】

湘南台カルチャーセンター
ひとりで踊るサルサダンス入門
第1・3(木)13:00~14:30 HP写真と文章新しくしました。見てね✨

体験レッスン随時受け付けております🌸


【自由が丘クラス】

よみうりカルチャー自由が丘
ひとりで踊るサルサ 入門
第1・3(金)13:30~15:00
随時体験レッスン受付ております🌸


🌹奈津子へのお問い合わせアドレス

amr72530あっとまあくgmail.com

あっとまあくを@に変えてお送りください。

🌹🌹🌹🌹🌹

こんにちは。
今日は少し蒸し暑い日でしたね。

週末はいかがお過ごしでしたか。


私は振り付け作りをしていました。

とっても苦しかったです。


振り付け作りは、毎回曲をざっと通して聴くところから始めます。

もう空で歌えるほど何度も聴いた曲だけど、そうします。

聴きながら、出来てるところまでの振り付けを舞踏譜を確認しながらさらいます。

こうしておくと、あれ?移動が続けて右側ばかりだなあ、というような、全体像が見渡せて偏りがないか確認できるからです。


なんとなく動いてみたり、大事に保存してあるYouTubeを見たりしながら振り付けを考えます。

振り付けが頭の中から湧いてきたら、

何度もそのコンビネーションを繰り返して検証します。


右足からではなく左足からのほうが自然だな、

動画の人は足が高く上がっていたけど、私にはできないんだ、じゃあロンデにしてみよう。

※ロンデ【ろんで】足を大きく旋回させる


とか、頭でイメージしたのと実際に動いたのとでは異なる点に気付いたりするので、また考え直します。


次にその少し前の振り付けとつなげて踊ってみます。

あれ?この順番ではうまく踏み切れないなあ、というように、つなぎに無理があったり、

あとは体感覚として「なんかしっくりこない。」感じがあれば、

また考え直します。


次は新しく作ったパート含めて振り付けが出来てる部分すべてを通して踊ってみます。

偏りがないかなとか、体感覚としてどうなのか、確認します。


これら全ての作業は

自宅で行います。

台所で行います。


夜勤明けで襖1枚隔てた隣の居間で寝ている主人には、いつも申し訳ないですが。


ここで出来上がった振り付けは、ミュージシャンにとってのデモテープのようなものです。


床に防音処理をした北側の部屋で今度は、出来上がった振り付けをヒールで踊れるかどうか

ラテンダンス用ヒールをはいた状態でもう一度踊り、検証します。

ターンはヒールでは間に合わないなとか、

あとやはりベリーダンスの動きによってはラテン用8センチヒールではちょっと無理があることがあるので、

そういうことを確認します。

すでにヒールが上がった状態なので、裸足とはまた違ってきます。


それでもここではすぐに考え直してしまわずに、

新しい動きだからまだできないだけで

練習すれば出来るようになるものなのか?

それとも

物理的に無理がある、
もしくは今の自分の力量では無理、あと1年くらいは「要トレーニング」なのか?

を判断して、どうするか決めていきます。


ひとつのパートをこのようにして作り

繰り返していきます。

それをつないで、一曲の振り付けにしていきます。



と、まあ、このように順調に運んでいるときはいいのです。

頭と体はヘトヘトになっても、気分がどんよりすることはなく

私ってほんとは天才かもしれない…

ということを、かなり本気で思ったりします。


苦しいのは、立ち止まってしまったとき。

何も出てこない、湧いてこない。

好きなダンスの動画を見たりしても、ただ怖じけづくだけで立ち止まってします。


こういう時は、

私って何もできないんだなあ、とか

私って何も知らないんだな、

という所から始まり


今までのダンス人生は一体何だったのだろう?

やっぱりスタートが遅い私には無理だったのかな…

こんなに振り付け作りに時間がかかるのは、私だけなんじゃないか…


そんなふうに不安や自責の念が現在から過去、未来、前後左右に拡大し

本当にダンスが恐ろしくなってしまうのです。

自分の無力さ、未熟さ、弱さ、そんなふうな

一度落ちたら簡単には這い上がれないダークサイドに落ちてしまいます。


家庭内が、暗くなります。

家事にも手がつかなくなります。

そんなふうだから、振り付け作りの前に三度の食事の支度は済ませておきます。
取り合えず、食いっぱぐれることはありません。


そんなときいつもフッと思い出すのが学生時代の友人の言葉なのです。

彼女と私は学校も卒業後の職場も一緒だったのですが、

そんな彼女がよくこんなことを言っていたんです。

「でもさ、『私はこの仕事本当に向いてるのかな?』っていう気持ちもあっていいよね。

『我こそは向いてる!』という気持ちだけだと、

現状や周囲が見えなくなって本当に必要なことがわからなくなったり、暴走したりしてしまうもんね。」

と。



この言葉を思い出すと自分責めがスッと落ち着いて

不完全や欠落している私でもいいから、とにかくこれは仕上げてみよう…

と思い直せるのです。



このように、振り付け作りではいろんな自分と向き合うことになります。

とりわけ、隠しておきたい自分と。

ダンスが好き、作る作業が好きだから、また、いろんな人の支えがあるから

「またやってみよう」と思えます。


今回こうして作った振り付けは、お披露目が実現するかまだわからない段階ですが

私の大切なレパートリーです。





息抜きはハンドメイドの時間。
貴重な50番レース糸で何を編むか考え中。