Oh My New York!!

NY勤務を経て、コロンビア大学のMBAへ。現在2年生。大好きなNYでの日々を綴ろうと思います。

MBAで学んだこと

2008年06月28日 | Columbia, MBA
さて、念願の というか恐怖の(?)社会復帰まであとわずか。最後の学生気分を満喫していたらかなり時間が過ぎてしまったが、このブログも一区切りつけたいので、総まとめに入ろうかと思う。

MBAで何を身につけることができたのか?個々によって答えは異なり、「どんなスキルセットを獲得したか?」という観点からのアプローチもあれば、多少精神論的なアプローチから「人としてどう成長できたか?」という観点で述べるケースもある。僕は多少後者よりの視点から振り返ってみると・・・

1. 己を知る

ビジネススクールでの2年間は、かなり「濃い」が続く。オリエンで自己紹介したのも束の間、授業が始まり宿題の嵐。生活が軌道に乗るのを待つまでもなく就職活動がはじまる。その最中に、授業と就職活動以外のコロンビアビジネススクールのコミュニティーでの活動に各自何らかの貢献を求められる。その後もJapan Tripにサマーインターン、2年目は課外活動でもリーダーシップ的役割が求められ、合間でフルタイムの就職活動。

こうした日々に何とか食らいついていく中で、自分という人間の特性がかなり見えてきた気がする。以前から、客観的に自分自身を見つめることには人一倍留意してきたつもりだが、自らの強み・弱みが改めて浮き彫りになった。30歳を過ぎたという年齢も関係するかもしれないが、自分の得意分野をfacilitateさせることは比較的自然体でできたが、苦手分野のadjustは非常に難しかったし、これからも課題となり続けるいうのが率直な感想。

グローバルな環境で、かなり勝ち気で自信家の仲間に囲まれながら、色々な決断を迫られる。一方で、勤務していた時のように、自らの動きや働き振りが、チーム員の評価やお客さんの命運に関わるというプレッシャーからは(ほぼ)解放される。こうした環境が、「己」について見つめ返し、再認識するという、大切なプロセスに繋がっていると思う。

2. 友人との”relationship”

2年前にMBAに出発する際に、エッセイでも色々アドバイスをもらった尊敬する先輩に、「是非、世界各国から希望に満ちてやってくる仲間たちと、”network”ではなく、”relationship”を築いて来い」との激励を受けて送り出してもらった。

留学して良くわかったのだが、その名の通り、留学中は”network”イベントはほぼ毎日開催される。また、ここまで学内に日本人が少ないと、日本人というだけで注目度はupするので、そこにうまく乗れば、いわゆる「掴み」はOK。そこから、クラスやJBAなどでイベントを主催したり、Japan Tripを取り仕切ったりすれば、”network”を強めることはできる。しかし、そこから先は、日本人であるとか関係無しに、1人の人間としてどこまで相手の懐に入っていき、相手を受け入れられるかにかかってくる。

卒業した今、数え切れない宿題や議論、ちょっとしたいざこざの数々、はちゃめちゃな旅行やパーティーの数々を思い出し、逃げずに向かっていって良かったとつくづく思う。その結果、大事な仲間と”relationship”が築けたという確信を持つことができた。これは、「グローバルで通じる」というのを一つのキーワードとして生きていきたい自分にとっては、大きな糧となるはずだ。

3. 引き出しの数

バンカーという職を8年続けてきて、自分のスキルや問題点への考え方・アプローチが相当狭いことを、文字通り「日々」痛感した。授業でクラスメイトの意見を聞いていても、その斬新さに目を見張ることも少なくなかったし、スタディーグループで議論していても、「あー、これ、自分が前に言った意見と似ていて、またか・・・的空気が流れてるわー」と感じることもしばしば。そんな中、ディスカッションとアサインメントに圧倒されながらビジネスを包括的に学んで、自ら判断の基となる引き出しの数は増えてきた。

4. これからの人生への明るい展望

ビジネススクールの2年間では、色々な価値観・生き様に出会い、壁にぶつかる。日々のBusiness Decisionからは一旦解放されて、同じ環境の中で全ての学生がこれからの人生の生き方を模索する。

人生の大半を日本という島国で過ごし、中学以降の10年間を同じ学校で過ごし、また社会に出てからも8年間同じ会社に勤め続けた自分にとっては、たとえ2年間貯金を食いつぶし続けたとしても、無意識のうちに意識していた「枠」にとらわれず、これからの人生をどう豊かに生きていくのか?という点への視野が大きく広がったことは、大きなプラスだと思う。

以上、自分にとってはこんなビジネススクール生活でした。

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