Oh My New York!!

NY勤務を経て、コロンビア大学のMBAへ。現在2年生。大好きなNYでの日々を綴ろうと思います。

直感と根拠

2008年06月29日 | Columbia, MBA
卒業&再就職と人生の大きな転機に差し掛かり、ふと今までの人生のいくつかの岐路を振り返ってみたが、自分が大きな決断を下す際には、常に「直感」と「根拠」を2つの軸にしてきた気がする。

例えば、間もなく就職する会社については、直感として自分に合っているのでは?という思いが前々からあり、留学をするかなり前から定期的にHPを見たり人に話を聞いたりしていた。そこに、今後5年/10年というスパンで自分の成長カーブを最大化できる環境が整っていて、様々なopportunityが広がる会社であろうという期待と、留学中に十二分に時間を掛けて色々な選択肢を比較してきたという実績が、自分の直感を信じる根拠となり、進路を決めた。ちなみに、その会社の日本代表の最近の講演内容を読んだが、僕が今感じていること、そしてこれから目指して行きたいことと見事にぴったりと合致しており、進路については改めて納得感が増した。

新卒で就職活動をしていた際には、自分の直感は実は必ずしも金融でもなかったのだが、社会人としてのFirst Stepとしてまず何を積み重ねていきたいのだ?と考えた際に、邦銀という選択肢に対して十分な根拠があって決めた。逆に、NY勤務のケースは、完全に直感重視。「NYに行けば何かが見つかる」「NYに行きたい」「自分はあの街に合っている」という直感。また「これだけ願望が強ければいつか行けるだろう」という、全く根拠のない&たちの悪い自信が、この直感を増長させる。人事面談・支店長面談の際だけは直感だけでは押し切れないことを悟り、必死で根拠を羅列して熱意を伝えたところ、運にも恵まれて実現した。

それ以外の、途中でfade outしてしまったこと、断念してしまったことを振り返ると、どうにも消し去ることのできない直感 and/or 確固たる根拠に欠けていたことが良くわかる。

さて、ビジネススクールに進むという決断を振り返ると、スタートはこれまた直感。但し、直感だけで乗り切れる道のりではない。まず仕事が終わってから、あるいは仕事が始まる前にTOEFL/GMATを勉強する日々は、直感ベースonlyではなかなか持たない。また、エッセイを仕上げていく段階では、嫌でも直感を裏付ける根拠につき、両手が頭をぐりぐりこね繰り回し、また部屋中をぐるぐる歩き回ったりしながら考え続ける。また、自分の場合には、自分以外にも多くの社員がMBAに興味を持っているという状況の中、自分にとっての留学の位置付けが、元の会社に戻って数々の貢献を重ねていきたいというより、その箱に縛られず自分の色々な可能性を探ってみたいという方向にあったことから、MBAに行くなら会社に頼らず、退路を断って自腹で行こうと決めていた。迷いはなかったとはいえ、それだけの決断をするからには、それなりの根拠がいる。こんな風に、当初の直感を根拠が追いかけていく形で、MBA留学を決めた。

帰国して以来、「MBAに興味はあるが、本当に膨大な時間をかけて準備をしてアプライをし、2年間という期間と授業料を払う価値があるのでしょうか?」という質問を頻繁に受けますが、直感と根拠の両方がMBAを向いている、あるいは最初はどちらかが欠けていたとしても、止めようの無い直感、逆に他の選択肢が有り得ないと言い切れるほどの確固たる根拠がMBAを指しているのであれば、是非MBAにチャレンジしてみるといいと思います。2年間に渡り、日本という国の底力、世界中の同級生を唸らせることができ得る日本人の特性を十分に感じて帰国してみたのに、ここ1・2年はMBAを目指す日本人が減少傾向にあるという話を耳にしたので、多少偉そうな言い方になってしまった部分もあったかもしれませんが、「迷っている方は是非チャレンジを!」という気持ちも込めて、書いてみました。

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