縁堂の中国(上海)日記

中国(主に上海)で感じた面白いことを載せてみました♪
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冬季オリンピック(バンクーバー)

2010年02月28日 18時57分31秒 | Weblog

13日に開幕した冬季オリンピックも明日、閉会式を迎えます。

日本選手の活躍、お疲れ様でした!!

特に100分の2秒差の銀メダルを獲得した

スピードスケート女子団体追い抜き)

は、惜しかったですね!!

いろんな報道を見て残念に思うことがいくつかありました。

国家負担の選手強化費の額がドイツの10分の1、アメリカ、イギリス、中国、オーストラリア、韓国の6分の1から5分の1という低額なんです。

さらに、国から選手に渡る前に、JOCに入りそれから各団体・連盟に入り、選手個人に入る時は、(すずめの涙)ほどになってしまうらしい、、、、!!

北京五輪までの1年間に日本が国庫負担で賄った選手強化費は27億円だったそうですが、東京五輪招致費用に100億円かけた某都知事が、

(国家という重いものを背負っていないから、結局、高く飛べない、速く走れない)

と語っていたそうですが、とても残念な考え方だと思いました。

その100億円を強化費用にまわしたら、結果も違っていたという報道に大きくうなずきました。

予算が無いのではなく、かけなくても良いところにかけている~手にしているのが、選手ではなくて関係者のお偉いさん~という、残念な構図になっています。

 

(スポーツ後進国 日本)  というコラムが注目されているようです。

長野五輪金メダリスト~清水宏保さんが筆者です。

その内容は

日本には国立スポーツ科学センターがある。韓国にも同じような施設がある。韓国ではそこに選手が集められ、召集された時点で<日当>がでる。日本では利用するのに料金が発生する。

そして、

バンクーバー五輪では、JOCの役員、メンバーが大挙して現地入りしている。予算は限られている。そのため、選手を育てたコーチ・トレーナーがはじき出され、選手に快適な環境を提供できていない。お金の使い方が逆だろう。

最後に、

五輪の時だけ盛り上がって、終わったら全く関心が無いというのではあまりに悲しい。

とコラムを締めくくっていたようです。

 

五輪を商売道具としか考えない大マスコミ・スポーツジャーナリズムの責任も重いし、それに踊らされる私たちも甘いでしょう。

せめて、だめだなぁ~!とは思わず、お疲れ様~頑張ったね~と労ってあげましょう~~♪

スポーツは、オリンピックは平和の祭典~ということをもう一度考えたらよいと思います。

 

新年を迎えたと思いきや、もう2ヶ月経とうとしています。月日の経過、この速さについていけない私です。どうしましょう~~



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