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あみの3ブログ

18087 ラーメンの白晃@富山 3月6日 龍系ラーメンを食べ歩く 「ラーメン」

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2013年3月8日以来、ちょうど5年ぶりの訪問となった富山の
ラーメン白晃(はっこう)


富山県高岡市の「ラーメン翔龍」を頂点とする「龍系」と呼ばれる翔龍出身のお店(氷見の我楽、小杉の味楽、富山の白晃、戸出の旭屋、西高岡の麺崋山)が「旭川醤油ラーメン」からいつのまにやら「富山ブラック」としてまかり通ていることにちょっと驚いています。 そこで今回はもう一度各店をまわって検証してみたいと思います。

事の発端は氷見から金沢へ移転した「我楽」が金沢市民に「富山ブラック」として認識されているという事。 

そこでまず修業先の「翔龍」を直撃。 そこで分かったことはTVドラマ「恋仲」で富山ブラックのお店と言う設定で撮影に使われて以来、自他ともにそれで通しているという事。

その後「小杉の味楽」、「戸出の旭屋」、「西高岡の麺崋山」とまわり、いよいよ今回が最終回となります。

殺風景な位広い店内と、間口いっぱいに取られた幅広い厨房とカウンター
5年前と、いや初訪のときとほとんど変わっていませんね~
チョット見、イカツイお兄さんのような風貌の店主さんもそのまんま(笑)

本当はカウンター右端の調理している姿が見える席に座ろうとしたんですが、かわいいバイトちゃんが賄いの最中だったので致し方なく反対の左端からのショット(;^ω^)


ラーメンメニューは醤油、味噌、塩
5年前のブログには「旭川醤油」「サッポロ味噌」「函館塩」などと決めつけたように書いてますね。 当時は白晃イコール北海道、そんなイメージでした。


比較の為今回も醤油
ラーメン 670円


ぱっと見、スープの色は茶褐色。 「翔龍」の漆黒スープに比べると「戸出の旭屋」の褐色のスープに近いですね。
味は動物系出汁にほのかに魚介を感じるくどめの醤油味。 塩味は強めで少々塩っパイ感じ。 
もちろん表層にはラード。他店に比べラードの層は薄目で、最初から撹拌したのか?油膜が細かく分裂したような状態です。


麺の仕入れ先は未確認ですが、スープの吸い込みが抜群の低加水縮れ麺。
茹で加減がやや硬めでワシワシした食感。 これが時間の経過とともにスープを吸い込んで緩やかに食感も変化する。 それを考えると共通の様にも思えます。


工程の中では大釜で泳がすように麺を茹で、平ざるで湯切りする光景は見られませんでした。 あの流れる様な所作が何とも職人っぽくて見てても飽きないのですが、残念ながら「テポ」でした(;^ω^)

でも三種の神器の一つ「コーヒードリップポット」は使ってましたよ~♪ 

しかも2個も(笑)
コンロのそばにおいて中のラードが固まらないようにしてるんです。 


ドンブリも同型だ!
白晃
味楽
翔龍

帰り際店主と言葉を交わした中で「旭川ラーメン」とハッキリ言っておられたのが印象的でした。
独立して以来味は変えていませんともキッパリ!
あらためて「龍系」のテイストが脈々と受け継がれていることに感動しました。

今回ネタで取り上げた弟子を引き連れいろいろ教えてきた訳ですが、それぞれが地元に愛され親しまれていることが良く分かりました。ラーメンと作り手が一体になった味が、お客を惹きつける魅力なんですね。
ディスカバー富山のラーメン、ご清聴ありがとうございました

♪ ♪
【お店情報】

お店のWebページは→こちら
お店(店主)のTwitterは→こちら

店名;ラーメン 白晃 (はっこう)
住所;富山県富山市豊若町3-10-13
電話:076-437-4585
営業時間;[平日]11:00~23:00 (LO22:30)
     [日祝]11:00~22:00 (LO21:30)
定休日;月曜 (祝日時は翌日休業)
駐車場;あり
地図;
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