富山市新庄の 煮干し専門勝屋（しょーや）
いまや人気店です。
こちらで「冷やし いりこそば」なるものが提供されていると聞き訪ねました。
11:00過ぎの到着。
なんと！既に開店しているではありませんか。
こちらが開店時刻に開店しているのは、自分にとって始めての体験です。
入り口になにやらお知らせが、、、。
本日の目的、「冷やし いりこそば」
どこにもそのようなメニュー、POPが見当たりません。
店主にスタッフの女性が通訳して確認したところ
「いつ、出せるか解らない」ということが解りました。
つまり、素材の「いりこ」の入手次第ということで
それは店主にも解らない、ということらしい。
まさに「きまぐれメニュー」いや、そんな生易しいものではない。
「行き当たりばったりメニュー」でしょうか。
で、カウンターの黒板を見ると
「汁なし えびまぜそば 本日できます」とのお品書き。
きまぐれメニューでしょうか。
それ、お願いします。
えびまぜそば ￥800
汁なしの熱い麺1.5玉
海老の香ばしい匂いがたまらなく食欲をそそります。
表面の赤い芝海老はあくまでもビジュアルで
その正体は絡めるタレにあるようです。
店主曰く、「これでもかというくらいに、混ぜて下さい」
的確な指示です。
タレには絡めてない麺なので急いでまぜまぜ、
温玉もいっしょに、さらにまぜまぜします。
醤油タレと海老油、それに煮干し粉も相当量入っているようです。
麺の色の頃合をみて実食。
うまい。
海老が最初に来て、後から煮干しの旨味が追っかけてくる。
チーズやマヨネーズなどの油脂類を使っていないので
くどい印象はありません。
店主より味付けの濃さを確認される。
ややマイルドに感じたが
今後客の反応を見ながら調整していくのだろう。
さらに卓上の「中華そば用 自家製 美味いっ酢！をかけると味の変化が楽しめます」と
シャイな彼にしては今日は饒舌。
酸っぱいのが苦手なので、恐る恐る試してみると
脂っこさや、塩加減がいくぶんか柔らかくマイルドに感じる。
で、あればもう少し濃い味付けと辛味のトッピングが欲しくなる。
我侭ですね。
既存の「海老煮干し中華そば」の汁なしバージョンかなぁという印象でした。
完食。
ごちそうさまでした。
その「海老煮干し中華そば」
”好評に付きレギュラーに抜擢” になったようです。
