こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[推定・創業60年]

2018-03-18 23:46:13 | 仕事
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[推定・創業60年]

昨日の久しぶりに家業を手伝いました。実家はタイヤ販売店です。父は92歳になりますが、まだ現役で仕事をしています。

タイヤ販売店の仕事。昨日はタイヤを購入して持ち込みしたお客様のタイヤ交換と、タイヤ購入をしたお客様でした。そして、二件とも4本の交換です。

タイヤ交換の仕事は、高校生の頃からやっています。車体を機械で持ち上げて、インパクトという機械でタイヤと車体をとめているネジ(ナット)をとります。そして、タイヤをはずします。それから、空気のフタをとり、その中にあるムシといわれる空気の詮を工具で取り除きます。すると、ヒューという音を上げながらタイヤの中の空気が抜けていきます。以前はタイヤの中にチューブが入っていましたが、現在はチューブレスです。そして、ホイルのバランスをとるための、ウエイトという重りを取り除きます。それでもまだタイヤはホイルについているので、その隙間を機械ではずします。この作業を(耳をとる)といっています。それから古いタイヤをはずし、新しいタイヤをいれます。そこは父にしかできません。新しいタイヤにエアーをいれ、そこにまたムシをいれてフタをします。それからバランスを取る機械に移動します。最後にバルブという空気をいれる部分のチェックです。水の入った入れ物にタイヤをつけて、バルブの漏れ検査をして、またタイヤを車体につけます。

この作業の中で、タイヤを外す、付ける以外はやったことがあります。久しぶりのアルバイトなので、父も私がどこの工程まで出来たか忘れているようです。久しぶりの家業。父も高齢になり、作業に変化がありました。特にナットをしめることは大切な作業なので、一度手でしめて、それからレンチでしめます。ここまでは手動。それからインパクトで絞めます。そこからまたレンチを使用しています。この工程は、以前もやっていましたが、今回以前よりもゆっくり丁寧にしているように見えました。

いつもふざけたことばかり言っている父ですが、仕事の時は違いました。そして年齢に合わせて作業を変化させていました。タイヤ販売店を創業して、推定60年。(父の話しは二転三転するので確実にわかりません)。自営業者の先輩として尊敬するとことです。仕事の合間には、「おしゃべり」友達が訪問してきて、大声で談笑しています。
「接客はお客さんと話しができるから楽しい。これがストレス発散。」
と言っていました。確かに、楽しそうです。そして、自営でないと90過ぎても仕事をすることはできないでしょう。いつまで続けられるかわかりませんが、しばらく頑張るそうです。

▲店の近所・一本だけ・花の咲いている桜




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