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エンデの遺言・根源からお金を問う を読んで 4

2010年06月23日 | 地域通貨ピーナッツクラブ
 1・残された1本のテープ 1994年2月6日ドイツミュンヘンの自宅にて    問題の根源は「お金」にある

ドイツの作家 ミヒャエルエンデが心をこめて語った肉声を録音したテープから始まりました   「よろしいですか」
話が核心にふれてくると エンデは決まって まっすぐ相手の目を見ながら身を乗り出します  亡くなる1年半前の そのときもそうでした 
「どう考えてもおかしいのは資本主義体制化の金融システムではないでしょうか 人間が生きていくことのすべて つまり個人の価値観から世界観まで 経済活動と結びつかないものはありません 問題の根源はお金にあるのです」
この時期 すでにエンデの肉体はガンによって蝕まれていました 翌1995年8月にエンデの訃報を聞いたとき そのことを始めて知りました 

エンデは あらゆる機会をとらえて「すでに第3次世界大戦は始まっている」と警告していました 「それは領土や宗教をめぐるものでなく われわれの子孫を破滅に導く時間の戦争です」  子孫を犠牲にしようという人は誰もいないでしょう

いま私達は20世紀の生み出した未解決の問題を山積にしたまま 21世紀へ歩をすすめようとしています 象徴的な事例は 環境ホルモンや核廃棄物です 自らの手でつくりだしたこれらを安全処理するのは現在の科学技術では不可能だから後世で解決してくれ というわけです 日本ではバブル後の経済再建の名目で 巨額な赤字国債が乱発され その借金返済の重荷は子孫が負担しなければなりません 世界でも宗教や民族の対立が激化していますが その時々での対応に終始し 根源にさかのぼる解決を見出していません 解決を先送りし つじつまあわせをしているだけです  今も原油が噴出し海を汚していますが 事故の修理さえできずにいます   その現実を「時間の戦争」と呼んでいいるのだと私は思いました
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10年前のエンデの遺言の本の抜粋ですが 10年後の今 問題はより広く複雑になり 人々を苦しめています
  生きやすい今に感謝をしているあみーごですが  能天気すぎるのかな     あみーご

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