ハワイの思い出

マウイ、ワイレアでゴルフ三昧

満福寺

2007-06-30 23:52:30 | Weblog

江ノ島からタクシーで腰越に行き昼食をした後、満福寺に行った。

源義経は私の大好きな武将。壇ノ浦で平家を討伐したあと兄頼朝に

疎まれ鎌倉入りを拒絶されて満福寺で待機して、幕府の大江広元にとりなしを依頼する有名な腰越状を書いたもので実物が展示してあった。武蔵坊弁慶が代筆したものだそうだ。

義経と静御前の悲しい物語などの襖絵が大きく鎌倉彫で描かれている。鎌倉彫大好き人間の私はホントに驚いて感動した!天井絵も多くの種類の美しい花が描かれて他所では見られない綺麗なものだ。その他展示物が沢山あって、とても興味深かった。素敵なお寺だ。拝観券に

”夢とロマンの寺”とあったが、さもありなんである。

小さいが又是非とも訪れたいお寺である。

この日の昼食は満福寺の傍のかきやで、シラス料理に舌鼓を打つ事が出来た。前々から行きたかった有名店だ。ウイークデイなのに行列だった。午後になっていたので生のシラスは出して貰えなくて残念だった。これで過日テレビで紹介された美味三店を全部トライ出来たことになる。先週21日に友人と行った巨福呂坂のことのはでは普通のリヴィングのようなお部屋に豪華なコーヒーカップのセットがずらーっと並べられ、広い出窓には高価なリアドロのお人形がいくつも飾ってあって、雰囲気があたたかく、女性お一人で心からおもてなししてくださり、あんみつ(~自家製のあんこが特別おいしい!~)、コーヒー付きのランチはとても美味しく満足いくものだった。人力車を頼んで訪れたお客様もあった。コアンドルは主婦のランチにしては少々お高いがシチューのほかに、ガーリックトーストが絶品だったのでまた機会を作って行きたいと友人も言っていた。


一泊の気侭な江ノ島・腰越一人旅  だったが、たっぷりの満足感をもって小田急でのんびりと帰宅する事が出来た。  

 


江ノ島へ

2007-06-30 23:45:29 | Weblog

29日、ホテルの前から京急バスで江ノ島へ渡ったのだが、途中バスが鎌倉山を上っていくので車窓から懐かしい風景、亡夫との思い出などが偲べてよかった。湘南モノレールの下も通って行くので目新しいし、このバスは島へ渡ってくれるのでとても便利だ。江ノ島は50年振り以上だと思うが、賑やかに立派な店やホテルが立ち並び隔世の感があった。「生シラス今日入荷してます」の看板が目立った。シラスは漁港ー鎌倉・江ノ島の名物である。地場産業だ。新鮮でとてもおいしい。これも鎌倉訪問の楽しみの一つである。

観光案内所でパンフレットを頂き、のぼりは有料エスカレーターを乗り継いで島の中心に上った。三つの宮を総称して江ノ島神社と呼び、乗り継ぎ地点のそれぞれの宮には海の守護神である女神が祀られているそうで、神社ばかりでなく句碑や「八方睨みの亀」の天井絵やみどころが沢山ある。一番高い所には江ノ島展望灯台がありエレベーターでのぼると360度のパノラマの眺めは素晴らしかった。この時季はなかなか富士山は見えないそうで、ちょっと残念だった。でも大小の船の浮かんだ江ノ島、片瀬海岸で良しとしましょう。
灯台のまわりは植物園のコッキング苑で緑が多く薔薇その他の花々や木々が美しくとても良い雰囲気の園だった。

そして子供時代の強烈な思い出の残る江ノ島岩屋へは是非とも行きたい目的の地だったが島の西側の端なので帰路ののぼりの石段を心配しながら、どんどん下って行った。長い歳月を経て波の浸食で出来た岩屋の洞内は神秘的で大変な思いをして来た甲斐があった。二つの岩屋があり、石仏や弘法大師の布教中の像などが並んでいてろうそくを掲げて一つ一つを背をかがめて拝見するのだ。頭がつっかえる。

与謝野晶子の江ノ島を詠んだ歌碑があった。「沖つ風 吹けばまたたく蝋の灯に 志づく散るなり 江ノ島の洞」 底に多彩な色の小石を沈めた妖しく光る池に立っていた。

もう一つの洞窟の奥には真っ暗な中に人が立つと光ってほえる龍が演出されていた。まわりに誰もいなくて一人だったので恥ずかしながらビックリ、ドキドキだった。ブラジルから来ていた女性二人がすれ違った時「お一人で大丈夫ですか?ご一緒に残りましょうか?」と気遣ってくださった訳がわかった。江ノ島ではこのような龍神信仰が多いようだ。

岩屋へ降りていく途中の稚児が淵にはいかにもこれから竜宮城へ向う感じの大きな亀の形の岩があり、山側の絶壁には石の合間からオレンジ色の鉄砲百合(スカシユリ?)や可憐なお花が自生していて、海風に吹かれ心地よく、疲れも忘れてしまう様だった。帰路の上りの石段は恐れていた通り、重いボストンバッグを肩に掛けた老いの我が身にはとてもこたえた。近道で弁天橋へ下っていく途中素敵な句碑が建っていて感激した。「貝がらも 桜の名あり 島の春」(福島漁村)。 幼い日、稲村ヶ崎で引き潮の早朝、従妹達と桜貝を集めた思い出が甦るのだ。

       

この写真、お土産物屋さんの前にあったものでこの口に映画のように手を入れるのに100円と書いてあった。どんな占いをしてくれるのでしょうか?
私は占いの類いは大嫌いだがローマの真似が面白かったので記念に撮ってみた。オードリー・ヘップバーン も天国で吃驚してるでしょうね!?


新江ノ島水族館

2007-06-30 22:49:27 | Weblog

28日に今度リニューアルされたという江ノ島の"aquarium"に行った。海沿いにあるので眺めがとてもよく爽やかで、一人なので気侭に回る事が出来た。。
館内に入ると先ず2階から大水槽を見下ろす。大小沢山の魚が元気よく泳ぎまわっているのが良く見える。吹き抜けのようになっているので円形に水槽に沿って下りて行くと横から眺めることになり、まるで自分が海の中にいるような感じだ。深い海の底が覗ける。大きなえいがヒラヒラ泳ぎ回っていたり、巨大なサメがゆっくり動いている。うつぼが岩の間から首を出している。大きなイワシの大群がぐるぐる回っていて銀鱗が光って美しくさえある。あんなに休みなく泳ぎ回っていて目が回らないかしら?疲れないかしらと・・・余計な心配してしまう。エイの顔?が滑稽な人間の  みたいだった。

      

      

大水槽とは別にいくつかの展示があった。特殊な機械で深海魚を生きたまま見せてくれる。

10cmのカップヌードルの容器を深海に入れると水圧で1cmぐらいになってしまうという実験が示されていて随分苛酷な環境に生物が生きているんだなと感嘆する。

珊瑚の海の再現は、沖縄やオーストラリアの海でもぐって感動したのを思い出し胸に響いた。やはり実物の美しさとは比べようもないのだが、嬉しい展示だった。上手に写真が撮れてよかった。

ペンギンのところでは一羽が目の前に来たのでカメラをかまえたらちゃんとポーズをとってくれる!同じところに留まって激しくヒレ?を動かして愛嬌のある表情だ。何とかわいい事
 そしてイルカとアシカのショーがとてもよかった。会場がこじんまりとしているので間近に見られて迫力あった。いろんな芸をしてくれてイルカって頭がいいと感心してしまった。前列では水がかかるほどだ。このショーはまた見に来たいと思った。楽しかった! 
大水槽でも時間でショーをやってくれる。人間が入って、魚たちを操って廻して見せたり、岩陰に隠れているうつぼを抱いてみんなに見せてくれる。

     

結構疲れて江ノ電で由比ガ浜のホテルまで辿り着き、大風呂でジャグジーや打たせ湯でゆっくり入浴して、ちがさき屋のたこ煎餅をお相手にビールを飲みぐっすりと眠ってしまった。

                                      


鎌倉のお寺など

2007-06-23 01:38:02 | Weblog

昭和が終わってから西暦の方が使いやすくなって、時に平成何年だったか分からなくなる事が多い。今日もお役所の各種書類に平成18年と書いてしまった。(^^ゞ

私の入院中にドクターが当該病気の他に気になっていたからと、癌検査、肺の影や甲状腺検査をして下さり病院通いが多い6月前半だった。いずれも何か結節があるようだがいま悪さをしてないので年末ぐらいまで様子を見るという事で18日に解放された。

2ヶ月振りに二つのゴルフコンペに参加した。芝の匂いがかぐわしく、胸がかきたてられた。長い(?)ブランクのわりには良いプレイが出来て楽しかったけど、只やはり体力が落ちている事を思い知らされた。体を鍛え練習して行きたいと抱負を持つ。               

20日にフォトバックのアルバム「追憶」が出来上がってきた。宝物が一つ増えたようでとても嬉しかった。続編も又更に良いものを作りたい。

21日に友達と二人、一泊で鎌倉へ行った。北鎌倉から名月院に行く。20年振りだ。ここはブルーの紫陽花一色で神秘的なムードだ。3000株あるそうで、やはり天下の”あじさい寺”と言われるにふさわしい。かたわらの竹林がまたよくマッチしていた。昔は赤いもうせんを敷いたベンチでお抹茶とお菓子を頂いてゆっくり出来たのだが、人が多くてやめてしまったのかしら?

       

それから建長寺の一番高い半僧坊までのぼった。いつも何百段の石段に恐れをなしてパスしていたのだが私より二つ年上の友達が是非登ると言うので休み休み登った。あと少しの所でパッと開けて何体?かのカラス天狗の像に迎えられた。霊場ムードたっぷりだ。

   

   

お寺の女性が親切にご本尊の説明をしてくださった。高所なので空気がさわやかで疲れが吹っ飛んだ。昔、山のピークに辿り着いた瞬間のような爽快感を味わった。(ちょっと大袈裟かな?)

下の荘厳な建長寺は丁度法堂の中を開放していて仏像や龍の天井絵を見る事が出来た。

日本の仏像はふくよかで優しい表情だがインド?から贈られたという並んで置かれていた仏像はあばら骨が際立ち厳しいお顔をしていらっしゃる。

翌日は長谷寺、光則寺、高徳院(大仏様)へと友人を案内した。長谷寺は見事な紫陽花の他に菖蒲や桔梗が美しく、池とよくマッチしていた。紫陽花の道を登り本堂、宝物館をまわった。

展望台からは鎌倉、逗子の海が見渡せて素晴らしく、とても心地よい。

すぐ近くの光則寺ではいきなり二鉢の蓮に迎えられその美しさに目を瞠った。みるみる花が開くのだ。その他いろいろな植物がありいつ来てもよいお寺だ。

大仏様は相変わらずゆったりと包容力のある仏様だ。日本史好きの私は仏像にも興味があるので何回同じお寺に来ても飽きない。5月に「日本の仏様」という本を読んだが初めて知る事が多く、各仏像の見かたが多様になり、面白くなった。

必ず寄る小町通のコアンドルのビーフシチューは友達もその美味に感激していた。 
又彼女は前夜ホテルの大風呂やサウナでリラックス出来てよかったと喜んでくれた。 

一人旅に慣れて気楽で良いのだが今回のように気の合った友との小旅行もまた

楽しいものだ。  

来週は一人で又来るつもりだが・・・? 28日のホテルの予約をして帰った。