阿見AC日記

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実業団のスポーツとは・・・クラブスポーツとは・・・何が ①

2012年09月02日 | 楠康夫 理事長
企業は、何を目的に、陸上競技部 スポーツ部を持つのでしょうか・・・

学校の部活動でスポーツを教える。

企業が、スポーツ選手を雇用して、部活動のように練習し、試合で結果を出していく。

そんな文化が、こんなに大きく成長したのは世界でも少なく、日本だけ異常に大きくなったようです。

日本独特のスポーツシステムが100年かけて構築されたのです。

そこには、いろんなメリット、デメリットあるようです。

私は、

中学 高校 大学と学生スポーツから 

実業団スポーツ、

現役引退、

企業人として第2の人生をスタートし、選手から企業戦士の道で頑張りました。これも面白かった。

ボランテイアとして初めたクラブをきっかけに、これでいいのか、わが人生と思い。

第3の人生を設計し

やがて、企業を辞め

NPO法人の代表として、会社の社長として、行政の臨時職員として

現在に至っています。


だから、実業団スポーツの廃部の話は、一番、心を痛めるのです。

部活動だけに頼らず、世代間育成システムの構築をテーマに創ってきましたが・・

もうひとつは、スポーツ選手の第2の人生、競技経験をいかした生き方の構築がテーマなのです。

私が、クラブを始めた、もうひとつの大きな挑戦がそこにあるからです。


会社の経営に左右されるのが、実業団のスポーツ部です。

企業は、利益があって初めて世の中から認められ、そして、その財力、人力、組織力を背景に社会貢献、地域貢献活動も行っていく。いろんな分野に会社のメリットとして考えながら、その中に、スポーツがあるのです。

しかし、業績不振になると、事業費のカット、社員のリストラ、スポーツ部の廃部、いち早く行われています。

それも、仕方がないと言えば、仕方がないことです。

そう思う方は、そこまでです。

発展は非常に難しくなると思います。

じゃ、どうするのだ?


どんなに強くても、その企業のメインの営業には直結していない仕組みになっているから・・・

経営が不振になってきた時には、経費がかさむスポーツ部は廃部にしましょうになってしまうのです。

私は思うのです。

何故、実業団スポーツは、地域に根づいた皆に愛される経済が動くスポーツ部を作りあげなかったのか?

その視点を持たなかったのか? できなかったのか? 志向がなかったのか?

将来、スポーツ部の実績、人材から生まれることから、会社の業績につながるようなビジネスを何故、作れなかったのか?

そのことをいつも私なりに考えています。




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