目的意識の違い・・・

中学生以上のコースを指導し始めて７年が終わろうとしている


この間　県大会進出・関東大会進出・全国大会進出　そして　入賞　優勝　と　様々な子ども達が，いろんな実績を作ってきた


当初は　２・３人でやっていた練習も　常時　４０名を越える練習風景となった


最初の頃の子ども達の目標は　県大会出場だった

県の強化選手のなることを目標としている子ども達の姿があった


そんなクラブが

今は　県大会出場は当たり前

ほとんどの子ども達が

県大会入賞

関東大会進出

全国大会出場

を目標に掲げるようにはなった



でも　その一方で


他の種目のための体力作りで入ってくる子

陸上が好きで週に１・２回だけ練習に参加してくる子

学業に支障をきたさない程度に練習を続ける子

体力維持のために練習に参加する子


も多くなった



そんな子ども達も

全国大会出場を目標に掲げる子ども達と同じ練習をこなす

練習量を減らしたり　タイム設定を変えたりしながら


４０人が一緒に練習しているけど　実は目的意識は全員違うのだ



半面　指導者である私たちは

全員　競技畑出身なのだ

それも　身を粉にして切磋琢磨する世界で戦ってきた

だから　当たり前のようだけど 目的意識は競技志向だった


だから　だから　

子ども達の頑張りに物足りなさを感じてしまう



でも　良く考えてみたら　

他の種目のための体力作りで入ってくる子

陸上が好きで週に１・２回だけ練習に参加してくる子

学業に支障をきたさない程度に練習を続ける子

体力維持のために練習に参加する子


の目的意識は　そこではないのだ


というわけで

私たちの意識も　十把一絡げ　では　いけないのだ

と　改めて　自分自身に言い聞かせている



せっかく持っている資質を開花させてあげるために

子ども達に　精神的な持ちようについては　今後も訴えることは続けよう


一生懸命　通ってくる子は　とにかく　伸ばしてあげなければならない



でも　目的意識が違うのか

という疑問は常に持っていようと思う


それがクラブの在り方かな　と　思う・・・



最後に　やっぱり これだけは伝えたい・・


全国・関東のステージは，安易な頑張りでは手に入らない・・・

このステージを目指して　日々努力を続けるアスリートの卵が日本中にはたくさんいるんだから・・

神様だって・・・

やっぱ　陸上を第一に考えている選手にご褒美をくれる

・・・よね