昨日は恩師の回顧展を見てきました。「故・野田健郎の世界」です、画壇では色彩の画家として、大胆なタッチの作家として注目を浴びていた人でした。多くの作品をまとめて見たのは今回が初めてでした、私の描く絵がどれほど色彩に乏しいかもシッカリ教えてもらえた回顧展でした。帰宅後は早速CDに収めている写真を取り出して「故・野田健郎の世界」を思い出しながら描き直しを試みて見ました。今日の「峠からの眺め」がそれです。雨で今日は何もできませんので回顧展へ今日も出かけます。 会場;荒尾ゆめたうん。
私の町は福岡県と隣接しています。熊本県から福岡県を眺めた風景で通称「県境」の一語で全てが通用する地域です。30年前までは日本一物価の安い市場が立ち並んでいましたが今は見る影もない場所になってしまいました。
右肩上がりが気になって描き直しです。B6大(殆んどF0と同じ)ですから描き直しも苦になりません。「おい!おい!今度は中心部で堤防がハの字になったではないか・・・、もっと慎重に構図を考えなさい」と声が聞こえてきます(笑)。