射るような光

心の澱を捨てながら時々音楽話 特にヘヴィ・メタルとプログレの日々

いつかの記憶 再び

2017年06月28日 | 覚書(詩)
また朝が来た

鳥のさえずりが響き渡る
それすら
疎ましい

空の広さに息苦しさを覚え
当たり前の様に
起き上がれていた頃は
遥か彼方

木々の間から溢れる光
そこに見え隠れする
誰かの気配

ありったけの思いやりは
押し付けだった事を知らずに
笑う自分

全ては平坦
気流と自分さえ
境界線はなく
そこに生きている事を
存分に喜ばないと…


また 絶望寸前の朝が来る


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