銀座のうぐいすから

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【降るアメリカに袖は、ぬらさじ】を、見てきました。

2018-11-13 01:56:39 | 歌舞伎

・・・・・・玉三郎は、美貌だけが、売りの人ではない・・・・・・

【降るアメリカに袖はぬらさじ】を見てきました。大変満足をしました。玉三郎が文学座の演目を歌舞伎に移行させるのは、【牡丹灯籠】で、既にみていることでしたが、こちらも見事でした。セリフが膨大で、杉村春子を想定して書かれた戯曲だと、言うのは、よくわかりました。

 玉三郎は、この戯曲内では、その美貌よりも、主人公の人柄や、世間の、有為転変に、翻弄をされるところを表現することに専念をしていて、其れが、かえって、美しく見えましたよ。阿古屋や、助六などで、傾城の、重い衣装を着ているときよりも、小紋程度、または、付け下げ程度が、とても、きれいでした。

・・・・・福助を見直しました。・・・・・・
【降るアメリカに袖はぬらさじ】の追加ですが、福助を見直しました。私は福助が現役時代には、歌舞伎座へは、行って居ないのです。で、衛星放送で、見るだけですが、『きれいだけど、情緒が豊かではないなあ』と、思っていたのです。しかし、【降るアメリカ…】では、思い切ったレベルで、汚れ役=道化役を担当しているので、びっくりです。普段は主役を張る人です。で、今回は、扮装や、化粧が、特別に、おかしく(例えば、口紅が、三倍ぐらいにはみ出している)ても、すぐ福助だと、わかりました。が、ともかく、この手の、特殊なわき役の、演技が、上手でした。
 自意識皆無の、没頭状態であって、それには、びっくりしました。演技者として優れているという事なのでしょう。汚れ役というのは(一種のネタバレですが)、横浜の芸者の仲間内で、外人の相手をするのは、日本人の相手をする、グループより下だと、みなされていたことを指します。それも、尊王攘夷思想の影響で、ですがね。

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   雨宮舜(本名川崎千恵子)

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