銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

プリンストン大学・・・・・郊外型校舎の典型

2009-10-20 21:16:49 | Weblog
 本当は『加藤和彦氏の死、私なりの分析』のスピンオフとして、『ゴッホと、ゴーギャンの真実』を書かなければならないのですが、今日は一日中でかけていて、新しい文章を書く力がありませんので、おととい麻から、午後だけにかけて公開した、プリンストン大学に関した文章を、また、少しの間、アップロードをさせてくださいませ。夜こてを開いてくださる方へ向けた、行動です。どうか、よろしく。

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 さて、私はずっと、大学の立地条件ということで書いています。その件で戦後、郊外型キャンパスが、はやってきたのは、土地が高い時代があって、都心の土地を売ると、莫大な財産になったからであろうとも思っております。『マルサの女』という映画があって、地上げ屋の暗躍(もうけ過ぎ)などの側面を描き出していました。私はあの映画そのものは、それほど好きではないが、映画が時代を反映し、記録するという意味では、たいした映画だったと考えています。


 大学の経営権を握っている理事たちが、高級なる地上げ屋、(つまり、銀行などの大・金融機関)のお勧めにより、都心の土地を売って、郊外に、莫大な広さの新しい土地を得て、郊外型キャンパスを作ることがはやったのです。その裏に土地開発に走った地方自治体の思惑も隠れていたでしょう。

 私がこのブログの世界で四回前に褒めた、明大も、共立学園も、都心型と平行して、郊外に大きな新キャンパスを持っている模様ですね。

 ところが青山学院は厚木校舎を、引き払ったとか聞きます。うまい選択というか、賢い選択というか。・・・・・いや、はや。

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 もうひとつファクターがありました。戦後のアメリカ文化の影響です。東大が設立をされたときに、ヨーロッパとアメリカのどちらを模範にしたかは知りません。
 でも、福沢諭吉はアメリカへ留学をしたのですよね。私は、それこそ、三田の慶応キャンパスすら、入ったことが無い(そばの大使館等には行ったことがあるが、慶応・三田には入ったことがない)けれど、きっとアメリカ型キャンパスを模しているでしょう。

 でも、明治期というか、戦前よりも、さらに戦後は、アメリカ文化が怒涛のごとく押し寄せてきた時代です。アメリカに留学をしたエリートも多くて、そういう人が戦後社会を作り上げたのです。となると、郊外型キャンパスはアメリカの大学を模していると、なります。

 私はそれを、ずっと、推測していましたが、1999年の滞在の時に、まず、ブルックリンのプラット・インスティチュートで、それを感じ、しかも、用事があって、出かけたニュージャージーで、お昼を取るために、プリンストン大学へ、車を寄せてもらい、<<<<<実は私は、母に自動車運転を習わないように、勧めら(命令さ)れた人間で、運転ができません。その理由は「常に、頭の中で、何か別のことを考えている人で、必ず、交通事故を起こすはずだ」からでした>>>>>>

 まず、事務棟に行って規約書をもらいました。ここで、シャロン・スイートというソプラノ歌手(その年にメトロポリタン・オペラでアイーダを歌った人)が講座を持っていると聞いたので、『将来、聴講でもよいから、それを、受けてみたいな』と思ったからです。いや、あれから、10年もたって、自分の声が出にくくなっているのに、まだ、その夢は叶えていませんが・・・・・余談をおいて、元に戻ると・・・・・

 その事務棟を囲む樹木を、離れれば、ともかく広い(それこそ、東京ドームぐらい入りそうな芝生のはるか向こうに、別の校舎があります。『うわ、このキャンパスは自転車に乗るか、車の運転ができないと授業も受けられない広さだわ』と思いました。

 ですから、ここ、二・三回展開をしたアルバイトの問題などとは無縁の世界です。アメリカのカーストの上下の開きを思い起こさせました。

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 しかし、私はアメリカの事に関しては是々非々なのです。よいことも観察するし、悪い点もしっかり見ています。ブログは短い文章で終わらせないといけないので、一回ごとにすべてがかけるわけでもありませんが、明日からはアメリカ型・郊外式キャンパスに対する叙情的な感想を、いろいろ、述べて行きたいと、考えております。

    では、2009年10月18日  雨宮舜(川崎 千恵子)
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