銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

青森市(県?)が買った、高すぎるプレスの、影に在る謎

2011-02-28 20:51:50 | Weblog
 今日の骨子となるエピソード、つまり、青森市が、プレス(版画を摺るための機械)を、買ったのだが、その値段が1400万円だったという情報を偶然に得たことは、天の加護だったと思っています。別に調査をしたから、耳に入ったわけでもありません。

 青森市(または、青森県、または、共同で?)がプレスを、購入する場合、普通なら尾崎さん(OMという工房の主)を通す必要はなく、製造会社から直接、買えばいいと言うのが私の判断です。

 購入の際、業者選任に当たったのが、教育委員会の吏員などで、版画の専門家ではなかったとしましょう。でも、それ相応の、ふさわしい人に相談する筈ですよね。

 その際に、どうして、佐野ぬいさんに頼らなかったのだろうと、不思議に思います。佐野ぬいさんとは、美しい色彩の抽象画を描く人で、現在または、最近まで女子美術大学の学長を務めていた筈です。

 青森出身で、『現存の作家としては最も格が高い』と、私などは感じます。版画が専門ではなくても、備品の購入に青森市役所または、県庁の吏員が誠実であるなら、まず、『佐野ぬいさんに、相談しよう』と考えるのが普通です。いや、「じゃの道はへび」とよくいうでしょう。または、「餅はもち屋」とも。

 つまり、素人にはわからないことでも、その道の専門家に相談すれば、よい知恵がもたらされるということです。この際、佐野ぬいさんは、版画の専門家ではありません。だが、画材を買うという方面では、大専門家です。

 各種の紙、パステルや、油絵の具、アクリル絵の具、ポスターカラー、版画インク、ペイント、岩絵の具、樹脂の類、銅版、亜鉛版、塩化第二鉄、硝酸、寒冷紗、くすのき他の木材、石膏、陶土、釉薬、・・・・・・そして、パソコンや、書籍など。
 そして、もちろんのこと、プレスも。

 膨大な量の備品や消耗品を買うのが、美大の学長です。部下に任せるといっても、どこそこの会社が、そういうものを納入するのだというくらいの知識は,
総合的に把握をしているものでしょう。

 そうなると、プレスの購入に当たって、摺り師・尾崎正志・という個人ではなく、文房堂とか、新日本造型という製作会社を紹介なさるはずです。その方が中間マージンが少なくなるので、絶対に安く買えるはずなのです。

 佐野先生は公明正大な方だし、郷土愛から考えても、ご自分に対して、個人的な儲けなど、必要とされては、いないはずです。そうなると、1400万円も青森市(県?)は払う必要はなくなります。
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 これから先は、私固有の見てきたような嘘をいいの類となります。が状況を説明するために、現場中継もどきで推理をさせてくださいませ。

 このプレスの購入は『ひょうたんから駒で、出てきた話』であり、優先順位としては『山内ゆり子さんに、勲章を与えることが、先だった』と、私は見ています。

 日本では、現代アートの作家など、大体は、庶民社会には、知名度が低いものです。日本で大衆社会に対して知名度が高いのは、まずは日本画家です。絵がわかりやすいのと、昔から購入する人が多くて、値がはるのものなので、自然に巷間の話題に上ります。

 最近では東大寺、薬師寺、清水寺など、大伽藍の修復が盛んで、襖絵や天井画を現代の、有名日本画家に依頼するケースが多く、それは、また、経過がNHKの日曜美術館や特番で報道され、大衆の眼に触れます。こういう風に循環して、絵の値段が、ものすごく高くなり、知名度も上がります。また、新聞や、雑誌の挿絵なども依頼されやすくなりますね。で、スパイラルとして有名になっていきます。

 でね、元へ戻れば、当たり前の事として、山内ゆり子さんには大衆的な知名度はありません。しかし、彼女だって、素人ではないし、<その大衆的知名度を確立しないと、いずれ、行き詰まる>という事は知っていて、(後年のように、奥様であれば、生活の基本は保障されるわけですが、私とパリで出会ったころの彼女は、未婚だったわけですから)、不安を抱えていて、それを、私に話してくれたわけです。

 もし、パリの工房が盗聴をされていたと考えると、それは、敵には通々の事としてわかったのでした。敵が狙うことは、雨宮舜(川崎千恵子)を自滅させることです。

 * あいつを、物理的に暗殺することはどうしても、不可能みたいだ。不思議だが、そうなってしまう。

 * あとは、精神的に追い込んで、自滅を待とう。そのためには、嫉妬心とか、ライヴァル心を刺激して、『負けた』という感覚を、常に味わわせる事が大切だ。それには、最高の友人と彼女が考えている相手をこそ、出世させることだ。・・・・・・

 というようなことを、敵の主力は考え付いたわけです。この山内ゆり子さんに限らず、同じパターンは繰り返されるのですが、本日は青森市の高すぎるプレスに限定をしますので、その路線だけを丁寧に追求していきます。

 で、同じように、パリから帰国した画家でも、島田しづ先生には、島田しづ先生向けの出世策、山内ゆり子さんには、山内ゆり子さん向けの出世策が用意されました。山内ゆり子さんは、青森市内で知名度を上げる必要を敵は、まず考えついたのでしょう。そのためのワークショップが用意されました。一人の個展では、集められる人数に限りがありますが、10人ぐらい集まると、それぞれが、知人へPRしますから、催しの集客力がアップします。そして、青森市内では、大きな話題となるでしょう。ともかく、山内ゆり子さんの、『日本では私の知名度は低い』と言う思い込みは、低減させられます。それは、急にではないが、確実に、彼女のランクアップにつながるでしょう。

 で、誰がワークショップを提案したかは、ここでは不明としておきますが、動きが始まって青森市の担当者が、当時はパリに住んでいたであろう、山内さんに電話等で連絡を取ったと、ここで、推定してみます。

 山内ゆり子さんは、日本の実情をしらないからこそ、「版画をやりたい」といったとしましょう。ここで、日本の実情とは、青森には、私的な版画工房もなく、また、公立の版画工房も、その時点まではなかったであろうという事です。

 作家は居ます。版画家もいます。だけど、それらの人は他人が我が家に自由に入ってくる形での、版画工房としてプレスを使っているのではなくて、ご自分だけが使うものとしてプレスを持っていたとも仮定しておきましょう。

 彼女が、一週間しかないワークショップ期間中に、「版画をやりたい」といったのは、パリで、ひとまとまりとして、版画を作る期間が大体一週間で、それを年に二回か、一回行うという生活を長く続けてきたから、『一週間のまとまりで作品を作るとなると、それは、版画だわ』となったと、私は、感じます。

 また、版画工房とは、ほかの道具も備えているものですから、何も持っていかない旅行先の仕事としては最適でもあるのです。で、ゆり子さんとしてはごく、何気ない感じで提案したところ、相手はびっくりして、「いえ、青森にはプレスはありません」といったとします。

 その後で、ゆり子さんが、パリの版画工房へたまたま話をしに行ったと仮定してみましょう。先生とゆり子さんは友達ですし。委細を聞いた先生が、「チエコ(雨宮舜の本名)ガ、ココニイタ時、日本へ電話ヲ掛テイタ。相手ハ、タシカ、OMト言ッタヨ。僕ガ日本ニ行ッタ時ニ、世話ニナルカモ知レナイト思ッタノデ、電話番号ヲ、記載シテアル』と答えたとします。ゆり子さんは、私に頭を下げるのは嫌だし、または、仲介者の顔を立てるなどの、いわゆる仁義を切る必要など感じなかったので、直接、OMに電話をかけ、尾崎正志氏に接触をしたと仮定してみましょう。

 そこからは、尾崎さんの独壇場です。交渉能力、(それは、換言すれば人を煙に巻く能力でもあるが)を駆使して、数百万円の利益を上乗せして青森市(または県)にプレスを納入したと、推察もできるというわけです。
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 ここで、△罫線、1~2までは、それこそ、見てきたような嘘をいいの類ですが、大体の骨格はあっているはずです。立ち会った人間の数や、人の固有名詞は異なっていたり、ルートは異なったりしても、話の骨格は正しいはずです。

 つまり、現代の日本には不公平な話とか、不公正な話が充満しているという事です。

 今回の文章の主役は、国際的軍産共同体のエージェントたちです。そのトップレベルの存在は小澤一郎氏です。で、彼が偉くなると、日本には不公平や不公正が蔓延し、暗黒時代が到来します。それは、永田町の住人は既に骨身にしみていることでしょう。

 しかし、それが通っていくと、「明日はあなたが巻き込まれる番です。損をなさいますよ。理不尽なやり方で」と私は言っておきたいのです。16日の木曜日に、小澤氏の子飼いの新人議員16人が、菅首相に反旗を翻しました。
 あのころ、伊藤滋氏とか、奥島孝康氏がどれほど、勢いがあったかを皆さん、お忘れになってはいけません。大相撲をいじめることによって、私のような真実を語るものを圧迫しきれると思うから、小澤氏は強引なことをやります。
 
 私は山内ゆり子さんなんかに、個人的な恨みなんか、ひとつもないのですよ。彼女は巻き込まれている人としては、上品極まりない存在です。直接に面罵してくるわけでもないです。だから、この一文の主役は彼女ではありません。
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 しかし、尾崎正志という人材については、相当なことを述べないといけません。この文章を書く動機というか、この文章が天から降って来たのは、尾崎さんに苛め抜かれたことが思い出として強烈だからです。

 たまたま、一ヶ月ぐらい前に、横浜駅東口にあるスカイビル内に居たときに、OMというドアを見つけて驚嘆しました。『おやおや、尾崎さん、今は、金回りがいいのですね』と思って。買い取りか賃貸かはわかりませんが、普段は使っていないオフィスを、ここにキープしておくのは、社長として、権威が高いと見せるためでしょう。
 
 グーグルを検索すると、尾崎正志、および、プリントハウスOMでは、項目がたくさんあります。(が、読んでいる人の数としては、私の方が、5分の一の期間で、かつ200倍という数値で、多いが。ということは、こちらが、一千倍ですが)

 父親が木版画家で、モーツァルトみたいに、幼少期から激しく、版画技術を仕込まれたそうです。だけど、父への反抗意識はあったとのこと。で、尾崎正志さんには、芸術家に対する、複雑な、それこそ、コンプレックス(裏返しにされた優越感)があります。

 『芸術家(いわゆる作家)なんて、チョロイもんだ。僕がおだてたり、けなしたり、いじめたりすることによって、いかようにも左右させられる。おぼこたちだ』と、思っていて、上手(うわて)に立っているところがあります。

 私がもし尾崎さんに、嫌われたとすれば、原因は、『私が、尾崎さんと同じレベルの頭脳を持っていることが、彼には、判っていて、それがうっとおしい』からでしょう。人間観察の能力。それから、心理操作的に他人を動かし、自分を有利に導く手法のこと。集団のトップという位置をを維持するためには、どう政治的に動いたらいいかが判っていること。
 
 しかし、とても似てはいるが、決定的に違うところもあります。それは、高校代に都心の高校に通い四年生の大学への進学を当然の事として育ったか、北海道の高校に通い、親から進学を許されていなかった(と、私は想像しますが)の違いです。で、はっきり言えば、尾崎さんは、お金と名声に執着するようになったが、『私は、それも、理解する』が、『自分は、そういう手法をとらない』という事です。私は常に、夢見る夢子さんです。美を創造することは大好きですが、それがお金につながらなくてもかまわないです。また、考える(=書くこと)も大好きですが、それで、人の上に立ち、他人を支配することは求めません。

 二人の決定的な違いは、エスタンプ(後で詳述)に対する態度の差に最も大きく表れています。私はエスタンプが大嫌いです。それはメルマガの世界で何度も公言しています。
 ところが、尾崎さんは反対に、それを実際に、制作しています。
 
 で、ここで、エスタンプと言うものについて述べますと、大衆的知名度の高い作家の、原作を、版画として、300~500枚程度(?)摺って、一枚を50万円前後で売るものです。

 『なんでも鑑定団』という番組があります。あそこに登場する依頼人が、自信満々で「二百万円ぐらいの値がつくかなあ」と、予想を述べた後で、一万円という鑑定結果が出て、鑑定のプロが「これは、印刷物です。でも、額がきれいだから、ご自宅で楽しんで下さい。作品自体には値がつきません」とよく言っていますでしょう。

 ああいうものと同じ種類のものと、(50年後の)将来は、なってしまうものです。今日は、その経済的な裏側を少し丁寧に、推察してみましょう。

 平山郁夫の『月の砂漠を歩くらくだ』、または、東山魁夷の『白い道』などの原画を、高級な版画として刷り上げ、一枚を、2年月賦=「一ヶ月、2万四千円です」とか、言って、大新聞広告を打ちます。それにつられて、全国から100人の申し込みがあったと仮定してみましょう。それだけで、5000万円の売り上げです。後の残り、200枚は地方のデパートとか、画商が、それぞれの顧客へ、セールスをかけるのではないかと想像します。

 大新聞広告では53万円と打ってあるものを、「お宅様へは、47万円に値引きをして差し上げます」といえば、値ごろ感(お得感)がでます。事業費で、それを落とすことができる、病院、ホテル、レストラン、または、会社の社長族には、軽い買い物となるでしょう。で、それをプラスすると、合計、一億五千万円となります。もちろんのこと、広告費は高いし、月賦の集金は遅れるし、外商をかけるのなら、人件費も莫大にかかるので、版画工房へは、一作につき、1500万円ぐらいが、入るだけだろうと感じます。そして、本の印刷などのシステムとは違って、300枚を摺るのに、一ヶ月はかかるはずです。

 あと、修正として、本当の絵の具を掛けたりするので、企画から数えれば、6人ぐらいが、一ヵ月半、それに、かかりきりになる可能性はあります。でも、6人に税込み40万円の給料を払っても、一ヵ月半で、400万円は行かないので、ほぼ、1000万円が利益となります。と成ると、それ以外の人員、たとえば、社長の給料さえ、そこからまかなえます。

 また、それでも余剰金が700万円ぐらいでてきますので、工場建設の際の借り入れ金の返済に充てることができるでしょう。実は、版画工房って、まともにまじめに運営したら、まるで儲からない商売です。だから、普通ならプレスを持っている版画家が、他人にそれを貸すことで、細々とした収入を得ることを目的として開くものです。そのうちに弟子が、アルバイトとして事務やら、清掃を請け負ってくれるから、その間、貸す相手を増やしているうちに、どんどん人気が出てきて、部屋を増設したり、機械を買い増したりして、大きくなっていくのが普通です。

 が、尾崎さんは、最初から、3階建ての大ビル(画廊や、コンサートルームを含む)として、工房を立ち上げました。あれでは、借入金が、四億円程度は、あったでしょう。事業資金は、何年で返済するものか、私は知りませんが、でも、月に500万円以上の返済が必要だったのではないか、と思います。で、エスタンプは重要な事業だったはずですが、やがて、それが廃れてきました。
 不況が来たので、不要不急のものを、みんな買わなくなったのです。
 
 となると、尾崎さんにとっては、何が何でもお金が欲しいわけです。だから、青森市(県?)の本当の要求度は、150万円ぐらいの機械で十分だったところへ、1400万円のものをねじ込んだとなるのではないかなあ?

 まあ、ここまで、分析をはっきりしてしまうのは、1998年から2000年にかけて本当にいじめられきったからです。もちろんのこと、毎日彼が傍に来て、付きっ切りでいじめるわけではないのですよ。それは、間接的に、事務員さんを通して行われます。版画工房って、紙とか布とかを、買い物をしないといけない場所で、それの受け渡しの際に、21歳ぐらいの若い(多分、短大を卒業したばかりであろう)、お嬢さんにいじめられるのです。
 
  私は仕事を遂行するために、ただ、我慢に次ぐ我慢です。
  ところが、1998年11月のパリで、とんでもない亀裂に遭遇してしまいます。私はパリで総計46万円もするローラー(ヘイター方式用)という道具を買いました。これが重さが50キロ以上あるので、電車の中にそれを乗せて鎌倉と新横浜の間を、毎日往復するわけには行きません。車の運転ができない私は、工房にそれを置いてもらわないといけません。しかし、見事な道具で、日本では生産していないはずのものです。だから、尾崎さんにとっても、役に立つはずですから、置いてもらうのは、普通なら御の字のはずです。

 で、勇躍という感じで、パリから電話を掛けました。電話口には女性スタッフがでてきました。で、伝言をしてから、「ご返事を、ファックスでくださいね。私がここに居ない時間帯には、日本語がわかる人が、ここには、居ませんので(山内さんは既に来なくなっていた時期だった)」と言いますと、相手が、「そのファックス代は、どちらが払うのですか?」と、暗に、私が払うように迫ってきました。

 その瞬間、私は、長年にわたってたまっていたものが爆発する感じで、激怒しました。が、いつも冷静さを失わない私です。まず、「あなたのお名前は?」と質問をしました。
というのも、尾崎さんの工房には、女性事務員が二人居たからです。大山O子さん(仮名)は、背が高くてすらっとしていて、版画家の卵であり、まったく問題のないおじょうさんです。もうひとりが、小山S子さん(仮名)と言って、こぶとりで受け口でものを言い、かまととぶっていて、一見すると可愛いが、意地悪なことこの上ない21歳ぐらいの女性です。まさしく上に書いている女性です。彼女こそ、『この人は、尾崎さんとホテルにでも行っているのではないかしら。虎の威を借る狐とは、まさにこのことですね』と思うほど、生意気で、どうしようもない女性です。

 すると、相手は、「大山O子です」と答えました。で、私は安心してしまいました。実は、自分が名前を反対に覚えていたのです。大山さんの方が、リトルピッグという感じの所長のお気に入りさんだったのです。でも、反対に、覚えていたので、ごく自然に、かつ明瞭に申しました。

 『あのね、大山さん。私が尾崎さんに無料で差し上げようと思っているものは、46万円もするものなのです。それに対して、ファックス代って、500円か千円でしょう。内容はイエスかノーで簡単でいいのです。それはそちらから払っていただかないと駄目でしょう。OMのプライドの問題です。それに、あなた、私は他人ですよ。外部の人間です。そんな人に向かって、ファックス代をあれこれ心配しなければいけないほど、OMの経営が不振だなんて言う内情を知らせてはいけません。あなたがお給料をもらっている、大切な先が、大損をします」といいました。心の中では、『そんなことを言うと、あなたが、尾崎さんとベッドインでもして居るような疑惑をもたれますよ。だって、そこまでの窮迫をあなたのような若輩の社員に知らせるのは、昼間の世界では、ありえないからです』と言いたいぐらいでしたが、取り違えている方の版画家志望の女性の、普段の上品さを考えてそこまでいうのは抑えました。

 が数日後ファクスではなくて、電話が尾崎さんから直接かかってきて、長話となり、しかも慇懃無礼で、過去に聞いたこともないほど丁寧でありながら、実質的にはローラーを預かるのを拒否されたときに、そりゃあ、ぞっとしましたよ。『あ、ま違えちゃったんだ。名前を』とはっきりわかりましたもの。
 
 それが当たっていることが、ものの見事に証明されてしまいます。ある日、OMを出た途端に雨に降られました。で、あたりにはコンビにはないので、駅までの傘を借りようと戻ったのです。すると玄関から、尾崎さんと、その若い事務員さんが、相合傘で、得意そうに出てきたのです。そして、彼らは車を使っているはずですから、さして長い距離を歩く必要がないので、私にしてみれば、お金を払うお客である私に、その傘を貸してくれてもよいはずのものですが、ただ、これ見よがしに肩寄せあって、にこにこと、(いや、はっきりいえば、にやにやと)しながら、向こうへ消えていったのでした。

 もう二つほど、ものすごいエピソードがあるのですが、字数が足りないので、結論だけを先に述べましょう。

 で、私は450万円を使ってアトリエを五年ほどキープし、137万円のプレスを買うこととなったのでした。今まで、これを公言しなかったのは、尾崎正志という人の性格の未熟さを恐れていて、報復されないためでした。で『離婚をするためだろう』と誤解を受けてもあえて、黙ってやり過ごしていたのです。

 しかし、今、これを公開するのは、既に尾崎さんから数々の報復を受けたからです。そして、それ以外の筋から来た攻撃も勘案して、版画をあきらめたからです。プレスも手放したし、体力もなくなってきたし、現状では、『落ち着いて、版画を制作している場合ではない』というほどの、敵の猛攻撃があります。で、防戦するのに必死です。

 でも、それもまた、面白いです。人生の新しい課題です。日本と日本人を守る事は、重要で、かつ面白い命題です。

 ただ、この大山O子さんという若い女性の態度は、ビジネス社会の基本的な通念からは、外れています。でも、一種の共通するパターンがあって、実は鎌倉春秋社の社長と女性たちともぴったりと同じです。

 田中愛子女史が、「川崎さん、150万しか出さないのなら、50部しかできないわよ」と怒鳴ったことにこだわるのは、まさしく、このポイントで、パターンが共通するからです。彼女も尾崎さんお気に入りの若手事務員と同じく、小太りで背が低くて受け口でかまととぶっています。ある種の<男性には可愛いとおもわれるであろう>女性らしさの、一典型を示しています。が、私から言わせれば、バカみたいというほど、社長をカリスマとして尊敬しきっているわけで、それゆえに、社会通念としての、社員としての、外部の人間に対する品格がなくなっています。

 で、こうまで共通するパターンがあるとすれば、『尾崎さんもまた、国際的軍産共同体にめでられていて、それで、舞い上がっていた人種の一人だったのかな?』と、推定がついてくるわけです。となると、氏がいじめてきたのも、敵方に奉仕する忠誠心の表れだったのでしょうか? 

 大金が日本から、アメリカへ流れることをスムーズにさせる仕組みの、これもまた、末端として、あの女の子、大山さん(仮名)は、私をいじめたのかなあ?
 それは、銀座の21+葉で、2005年ぐらいまで勤めていた若い女性が、何の原因もないのに、私をにらみつけたのと共通する現象でもありますね。

 となると、黒田悠子さんが、酒井忠康氏の意を受けて、銀座で、私が不利になるように、図っていた存在となるのかしら。うすうすそうだと思ってはいましたが、ここに来て謎が解けましたねと、そこまで達する事となりました。

 ただ、黒田さんには言って置きたいわね。「あなたは、この現象のそもものが、横須賀で1980年代初めに起きた、益山元海軍参謀夫人の、私に対する、殺人未遂から発していることを知っていますか」と。

 では、今日は、ここまでで。2011年3月1日  雨宮舜
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