これは、私のブログ、
の、もとだねとなって居るニュースをネットからコピペしたものです。
「日没で暗くなり白熱電球点灯」 男児死亡の展示物火災
11月7日 18時05分
これまでの調べで、焼けたのは日本工業大学工学部の学生らが出展したもので、展示物の骨組みに木くずが絡みつくように飾られていて、当時は演出として、中からLED電球で照らされていたほか、作業の際に使っていた白熱電球も点灯していたということです。
この白熱電球について、出展していた大学生が警視庁に対し、「日没で暗くなったので点灯させた。ふだんは展示物の外に置いていたが、きのうは中にあった」などと説明していることが警視庁への取材でわかりました。
火災は、日没から数十分後の午後5時15分ごろに発生していることから、警視庁は、白熱電球の熱が原因で、木くずから出火した可能性が高いと見て、照明の取り扱いなどに問題が無かったか、業務上過失致死傷の疑いで調べを進めています。
専門家「燃えやすい条件そろった」
そのうえで、「展示物の芸術作品を見せてみんなに楽しんでもらうのはよいが、順番として、まず根底にある安全対策を忘れてはいけない。今回の展示物について、防災上どのようにすれば安全だったのか、それぞれの現場に合わせて、展示者も主催者も防災防火のマネージメントを考えていく必要がある」と指摘しています。
実験では8分12秒後に発火
白熱灯の熱で付近のものが発火するリスクについて、NITE=製品評価技術基盤機構は、実験した映像を公表して注意を促しています。
この実験では、白熱灯のライトから数センチ離れたところに布団を置いたところ、8分12秒後に発火が確認されたということです。
またNITEが集めた情報では、昨年度までの5年間で照明器具による火災は167件確認されていて、最も多い蛍光灯の76件に次いで、白熱灯が原因の火災は30件となっています。
大学側「発熱に注意と学生に伝えていた」
火災が起きた作品を出展した学生が所属する日本工業大学は、7日午後に開いた会見で、火災が起きた作品の構造を明らかにしました。
それによりますと、作品は立方体の形をした木製の枠を組み合わせたもので、1辺が45センチあります。全体の大きさは、幅4メートル余り、奥行き3メートル余り、高さは6段で2メートル70センチあり、中は吹き抜けになっていて、人が正面の入り口から出入りできる構造になっています。
また、学生たちは作品の設置作業のために、白熱電球系の熱を発するタイプの投光器を大学から持ち出していましたが、投光器は最大出力が400ワット程度のもので、大学は貸し出す際に発熱するので注意して使うよう、責任者の学生に伝えていたということです。
大学は「責任者や上級生にはこれまでも同じイベントで投光器を貸し出していたので注意点がわかっていたと思うが、一部の学生には伝わっていなかったかもしれない」と話しました。
「危険性感じ防火対策問うも応えず」と観客の男性
火災が起きた4日前の今月2日に観客として会場を訪れた男性が、NHKの電話取材に応じ、今回の展示物について、「発火の危険性を感じ、関係者と見られる男性に防火対策を聞いたが、何も答えてくれなかった」と証言しました。
男性は証言の中で、「木くずが気になって展示物を見ていたとき、関係者と見られる男性から『内部で電球が点灯します』と言われた。発火の危険性があると感じ、対策をしているか聞いたが、何も答えてくれなかった。その時は防火対策は当然しているものだと思い、気にしなかったが、事故が起きたと知り、もっと、きちんと言っておけばよかったと後悔している」と話しました。