雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

岩木山徒然

2014-03-07 22:34:38 | 凄い...パワスポ寺社
「山」という漢字は、山頂から三つの峰が突き出ている大きな山の姿を
抽象化したところから出来ているらしいのですが、時折そんな

「山という漢字そのままの姿やなぁ~。。」

と思ってしまう山に出会うようなことがあります。
中でも、不思議と、特別に深く印象に残ってしまうような山というのもあって。
僕の中ではソレは、長野県、上高地にある「明神岳=みょうじんだけ」だったり、
青森県、津軽平野にそびえる美しき独立峰「岩木山=いわきさん」だったりします。
この時の記事に記しましたが、
「さん」とか「だけ」「がく」などと呼ばれる「やま=山」は、
古来より神の棲む神聖な山とされて来ていて、この二つの山も、
そんな「山という漢字そのままの姿」とともに、何やらとても神聖で、
強力な神気を纏っている特別な山のように感じられたりもします。
先日、最近仕事を一緒にさせて頂いている会社のスタッフさんが青森県に行っていたようで、
そんな津軽の守護山「岩木山」の写真をFacebookに楽しそうにアップしていました。
山頂に白い雪を頂くその美しき山容を見て、そのスタッフのお友達の皆さんから

「ここどこ?」

「なに?」

......等とコメントも入っていて。

「やっぱりスゲー山なんだなぁ、、」

と、僕も改めて感じ入った次第で。思わず、

「おっ!?岩木山!。。。」

なんてコメントを僕も入れてしまいましたが......
本当にこの山は特別で素晴らしい山ではないかと思います。
僕の持っている古い携帯写真を探して、載せてみると......
こんな感じの御山さんで......



手前に広がっている木々は青森県が誇る名産品「りんご」の樹々。
その果実は岩木山からもたらされる様々な自然の恵みの中でとても美味しく、
美しく実ります。

リンゴ大好き(^_^)

そしてこの山と裾野に広がる林檎畑を目にすると、
もう一つ思い出してしまうのが、初めて読んだ時、
溢れ出る熱い想いと涙がマッタクもって止められなかった「奇跡のリンゴ」という本。



最早、言わずと知られたベストセラー本であり、
物語でもありますが、やはり、この本に描かれている林檎農家
「木村秋則=きむらああきのり」さんの偉業というのは、
その神様のような笑顔と共に僕の胸を強く打つものです。
知らない人もいるかも知れないので、少しだけ物語を記してみると、
この木村さんのリンゴ畑は聖なる山「岩木山」の麓(ふもと)にあって、
その木村さんの作る林檎というのはなんと......「腐らない」のです。
本の冒頭にある「まえがき」の文章をそのまま記せば、



「—————半年先まで予約でいっぱいの、知る人ぞ知る隠れ家的レストラン。
その看板メニューの一つが、“木村さんのりんごのスープ” です。
シェフの井口久和さんが、りんごを刻みながら呟きます。
“腐らないんですよね。生産者の魂がこもっているのか......”
井口さんの厨房で、二年前から保存されていた、二つに割ったリンゴを目にしました。
通常、りんごは切ったままおいておくと、すぐに茶色く変色し、
やがては腐ってしまいます。
しかし、その木村さんのりんごは腐ることなく、
まるで “枯れた” ように小さくしぼんでいました。
そして、赤い色をほのかに残したまま、
お菓子のような甘い香りを放っていたのです—————」



こんな林檎を作るのは並大抵のことではなく。
リンゴ栽培というのは、常識的には害虫駆除の農薬や、
美味しく実らせる為の肥料などが「絶対」「必須」の条件であり、
そんな食用林檎の栽培において、
木村さんは世界で初めて完全無農薬、無肥料で実らせた......のだそうです。

全てが自然のままに育てられた林檎。
それは「奇跡のリンゴ」とまで言われる林檎。
それが木村さんの林檎。
木村さんの哲学。思い。生き様。

多くの人から無謀、不可能、狂人......と言われ続け、
それでも無農薬栽培に挑戦した木村さんは、
9年の月日が経っても全く林檎を実らせることが出来ませんでした。
800本のリンゴの樹々は全て枯れかけ、地域からも孤立し、
社会的信用も収入も財産も希望も全て失くしてしまった時に、木村さんは

「これ以上生きていても家族に迷惑をかけるだけだ......」

と、自らの命を絶とうと、夜の闇の中、
岩木山の山中に自殺用のロープを持って入っていったそうです。
そうして分け入った山の中で、
首を吊ろうと太い木の枝にロープを投げたその瞬間......そこで......
木村さんの目に、月明かりに照らされた奇跡の風景が飛び込んで来ました。
その風景から無農薬栽培を成功させる為の最後の「鍵」となる
ヒントを見つけた木村さんは自殺を思いとどまります。

そのシーンやお話は、本の中でも奇跡の如く響いている部分ではありますが......
なんとなく、それは、僕には岩木山の神様!?......が、
木村さんに手を差し伸べてくれているシーンのようにも思えました。
木村さんはその時に得たインスピレーションから、
無農薬、無肥料の林檎栽培ノウハウを確立させ、
今やソレは世界中にも知れ渡り、木村さんは林檎栽培は勿論のこと、
その独自ノウハウの講演や教育会などでもとても忙しい日々を過ごしているようです。

この木村さん林檎というのは、本当に、
混じり気の無い津軽の自然であり、岩木山の恵みそのものの様にも思えます。

そして、岩木山というのはそんな美しく、美味しい、甘酸っぱいリンゴさんの様な!?
山であって。
人をギリギリ迄追い詰めるような「鬼!?」の様な「厳しさ」も感じられますが、
でも、その裏側には確たる根拠も愛も笑顔もあって。

限りなく暖かく深い懐を持った山。

そんな印象が僕にとっての岩木山です。

麓にはそんな岩木山の神様を祀る、
比類なき素晴らしい神社「岩木山神社」もあります。
坂上田村麻呂が再建したと伝わっている神社さん。
鳥居の真ん中には見事な!「山」の字が見えています(^^)this is yama!







ち、ちみらわ......本気度満点ですな。。。( ̄∇ ̄;)



必死こいて山頂に登ると、そこには「奥宮=おくみや」があって、





ソコからは木村さんの農園や弘前市は勿論、
津軽平野から世界遺産!の「白神山地」や、
津軽海峡から遠く北海道の大地に至る迄、全て、広く見渡すことが出来ます(^^)
ここに佇むと、どんな人でも、
全てを優しく見守り、護ってくれているような力や存在!?
を感じられるかもしれません。
マニアさんには、さらに、
遥か昔「岩木山神社」が最初に置かれたと言われている宮、
言わば岩木山神社の「本宮=もとみや」でもある
「厳鬼山神社=がんきさんじんじゃ」!がハズセないっす!(゜ω゜)



名前はちょいとイカツイ感じですが、深い緑に囲まれた境内に佇んでいると、
なんだか体が溶けて無くなっていってしまう様なくらい凄いです。
社殿も開いていたので、上がり込んで、少しユターリとしたりなんかして。
イワキサン=岩木山=ガンキサン=巌鬼山=イワキサン......だったりなんかして......



何処もかしこもヤバいヤバいで(゜д゜)





さてさて、戻って、
岩木山の神様を祀る「岩木山神社」には「ハッキリ」とこう記されています。



「北門鎮護」

日本列島、その本州における北門の守護。
それは一際強くて厳しい「北方の力」より本州を護る力であって、
故に最も強い力が必要でもあるような場所。役割。
岩木山神社や岩木山というのは、なんだか、とても......
頼もしいのです(^。^)

......しかし、むしょーに林檎が食べたくなりまちたな。

ちょっと買いにいってこよーーーっと!(*`∪´*)ゞ

♪ママわぁココのじょーおーさまぁぁ♪ 生き写しのよぉーなわたしぃぃぃー...♪


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2 コメント

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うずめさん ありがとう! (稲穂耳)
2017-04-10 23:22:54
美しい姿の御山の写真載せて下さってありがとうございます。
お天気に恵まれて良かったですね~!よく登りましたね~!
なかなか北海道まで見えることはないです。
さすが、うずめさん(^^)/


弘前という地に生まれて、この御山をずーっと眺めて育って来ました。
ほんとに美しい山なんですよね。
標高1625m 八幡平とほぼ同じ高さです。

津軽に住む民“津軽衆”は、岩木山を“おいわきやま”と
尊敬の念と愛をこめて呼んでおります。

懐に抱かれるように、ブナの木が育ち
清らかな水が津軽平野に流れ、んめ~リンゴが育つ
こういう場所で生まれ育ったことを誇りに思います。

次回は、桜の時期か、リンゴの花が咲く5月半ばに是非是非行ってみて下さい!
遮光器土偶の亀ヶ岡遺跡もお忘れなくw
稲穂耳さんへ。 (amenouzmet)
2017-04-11 01:26:39
亀ケ岡遺跡は行ったことなくて、今とても惹かれるところでもあります。是非いきます!(^ω^)

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