雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか。。」と見つけてもらえたら、、そんな思いで書き記してます。

外国語映画賞

2018-05-01 00:16:50 | 素敵...映画&音楽&珈琲
GW(ゴールデン・ウィーク)に合わせて色々な大作映画が公開されている様ですが、
その直前の3月〜4月というのは、アメリカのアカデミー賞のタイミングに合わせて、
そのノミネート作品を公開していく......という時期にもなっています。
日本の映画界においては最早定番の宣伝手法ともなっている様なのですが、
僕が映画館にいる時間はGWよりこの期間の方がかなり長くなっていたりもします。
映画好きの僕さんとしたら、こんな手方がなければとても知り得ない、
見るキッカケが無かったかも知れない......という作品達に出会える時期でもあるので、
「全然アリ☆」
な宣伝手法とも思えています。

ただ、本音では、

日本にもこんなアワードが欲しいなぁ......って。

創りたいなぁ......って。

そんなところなのですけど。

とかくこの国は「アカデミー」でなくポリティカル賞!

なんてことになっちゃったりしがちですから。ええ。ええ。

容疑者よりメンバーですから。

寂しいですけど。

で、そんな今年のアカデミー関連作品群の中で、個人的に抜群に気に入った作品が
マーティン・マクドナー( Martin McDonagh)監督の
「スリー・ビルボード(Three Billboards Outside Ebbing, Missouri)」



感触としては「ノー・カントリー(No Countory)」に似たザラッとした感じでしょうか。
クールなテイストなのに熱い!というか、シビレちゃう!というか。やられちゃう!というか。

「日本でも作れる映画なんだよなー、、」

というか。悔しいと言うか、ジェラシーと言うか。
でも、だからスゲーのだ!ともいいましょうか。
僕個人の中では作品賞は「シェイプ・オブ・ウォーター(SHAPE OF WATER)」より
コチラにあげたい様な感じなのです。
そして、それと同じ様な感慨を持った作品がこちら。



「ペンタゴン・ペーパーズ:最高機密文書(The Post)」。
絶対外さないスティーブン・スピルバーグ(Steven Spielberg)監督作品。
マスメディア関連で働いている方々には響く作品?なのでしょうか。
とにかく役者さん達がドンハマリで。
メリル・ストリープ(Meryl Streep)さん。トム・ハンクス(Tom Hanks)さん。
やっぱりスゲーっす。
才能と技術とキャリアのある人でしか演じられないような、さり気なくもド深い演技。
表現しているキャラクターやモノゴトの奥に、
役を離れた自己の人間性や心迄も見る者に感じさせてしまう凄み。
僕さんもこんな役者さんになりたいなぁーー......( ̄∇ ̄)つって、ね。ええ。
この一言に対するクレームは麻生大臣の方にまで。ええ。
あとは......こちらは昨年のアカデミー賞作品なのですけど、既に配信もDVDも出ているので
「この機会にチョイと記しちゃおうか?」
と浮かんで来たのがこの辺りの作品で......



「マンチェスター・バイ・ザ・シー(Manchester by the Sea)」
ケネス・ロナーガン(Kenneth Lonergan)監督。
なんでしょう。これ。とても静かな映画で。アメリカ映画だけどヨーロピアンな仕上がり。
寝ちゃう人は寝ちゃうのかなぁ......でも、ソレをくぐり抜けて見ていくと、
コレまた「静かな感動」が待っていて。
この年の作品賞だった「ムーンライト(Moonlight)」とも張り合える地味さ!?
でも、本当に僕らの目前にある現実そのままの物語だったりして。
人はそんな簡単に困難を乗り越えることなんて出来ないんだ、っていう。
そうであるから、全て抱えて生きていかなければいけないんだ、って。
そういう物語で。
それでもってこの年には、もう一つ好きな作品があって......



「幸せなひとりぼっち(En man som heter Ove)」
ハンネス・ホルム(Hannes Holm,)監督。
ベストセラーの本をベースにしたスウェーデン映画なのですけど......
泣けちゃうの(T . T)ぶぇ

主人公のオーヴェさんは初老の偏屈なおじいちゃんで。
身に付けた工場の職人技術一本で逞しく生き抜いてきた人。
彼は若くして両親を失っていて、貧困と苦悩の日々を過ごして来てもいました。
でもそんなオーヴェさんには、自分には到底相応しくない、と、
彼自身が勝手に!?心底そう思っていた最愛の素晴らしい奥さんがいて。
その彼女にも先立たれてしまった彼は、
何度も自殺を試みるような絶望的な毎日を送っている......
っていうところから始まる作品なのです。コレ。
職人気質で頑固極まりないオーヴェさんを見ていると、僕は少々息苦しくなるところもあって。
それは、全く同じ様な職人である自分の父親を思い出してしまうから?なのか、
自分の中にある同じ様な頑迷さを突きつけられるから?なのか......
でも、好きなのです。この作品。とても良い作品だと思うのです。



実は僕さん。アカデミーの「外国語映画賞」というのが世界で一番好きな賞なのです(^^)



その賞にもノミネートされたこの作品には、
きっとこの先も忘れないであろう、個人的にとても印象的なシーンがあって。
それがオーヴェと奥さんとの初めてのデートシーン。
出会った時の特殊な状況と、彼からしたらかなり上流階級の人とも思える彼女に対して、
オーヴェはどうしても彼女に自分の困窮している現状と職業に関して
嘘をつかざるをえない状況になってしまい、
そんな嘘をついたまま、思わぬところで彼女に食事に誘われたオーべは、
大好きな彼女に言われるがまま、彼女の予約したお洒落なレストランに
着慣れないジャケットとネクタイを無理して着込んで向かいます。
先ずはスープやら何やら、軽いものから頼み始めて、
彼女は楽しそうに食事をしているのですが、
オーヴェはナイフやフォークの使い方もよくわからない感じで。スープも上手く飲めなくて。
彼女もそんな彼の状況を徐々に察していって。
でも、彼女は心底楽しくオーヴェとの時間を楽しんでもいて。そして、

「メインの品を何か頼みましょうか?」

となった時に、オーヴェは

「イヤ、、」

と。

「僕は特にいらない、」

と。そう彼女に答えるのです。
何度促してもメインディッシュを頼もうとしないオーヴェに、彼女は訝し(いぶかし)がって

「どうして食べないの?」

と強く聞くと、オーヴェは苦しそうな顔でこう言うのです。

「ここに来る前に沢山食べてきた。だから僕は食べなくていいんだ。君だけ頼んで欲しい」

彼女は、オーヴェが無理をしてレストランに来たことと、
彼が自分の食事代を浮かして、彼女の代金に回そうとしている事をそこで悟ります。
彼女は、そんなオーヴェのことを愛おしく思って......

......このシーンが、

僕はなんだかとても好きなのです。

もしかしたら、

女性が自由になればなるほど、

男や社会って、

女性が作るものじゃないのかな?って。

女性の価値観が、

女性にモテたい!という男性の価値観をも作っていって。

時に、その双方を合わせた総体として社会の価値観が作られていくのかもしれなくて。

女性の価値観ほど大切なものはないのかな.......なんて。

そう思ったりもするのです。

美味しいものを食べて、綺麗な服やアクセサリーを身につけて。

楽しいパーティーやお出かけをして。

セレブな生活を誇ったり、比べたり、羨んだり。

ブルーノ・マーズのライブの「最前列」で、

真剣にパフォームするアーティストに背を向けてセルフィーで!インスタ撮影したり。

そんな価値観の女性が多ければ、そんな価値観の男性も多くなりそうで。

ダメ男が好きな女性が多くなれば、ダメ男さんも沢山増えそうで。

必要とされるから、価値を認められるから、数字が取れるから、

そんなテレビ番組も商品も溢れていくのかもしれなくて。

女性の価値観や感性が社会にもたらすインパクトというのは、

実はとても大きい様に思えたりもして。

イイ女なのよ〜ん。ふふふ〜ん♪

......と自信を持っている方であればあるほど!?

価値観が磨かれていて欲しい、とでも言いましょうか。

でも現実には、

そんな自信のある女性ほど目が見えなくなっていく......とでも言いましょうか。

それはイイ女なのかーーー!?とでも言いましょうか。

イイ男はセレブ界にはいないかもよぉぉーーーー!?とでも言いましょうか。

そんなの負け犬どもの遠吠えじゃねーのーーーー!?とでも言われましょうか。

そんなことも考えさせられてしまった映画。

「幸せなひとりぼっち」

素敵な女性と人生を歩めたオーヴェは、独り者だけど、

誰よりも幸せ者なのではないかと。

作品全体からしたら、このタイトルにはもっと色々な意味が込められてもいるのですが、
僕個人としてはこんな捉え方もできるタイトルだなぁ、なんて。
ナナメ斬り!的な感想ですけど、そうも思った次第なのです。
スウェーデンという国は
「とても好きになれそうだなぁ、、」
と、よく思ったりもするのです(^_^)ええ。



「エブリデイ・イズ・ア・ワインディング・ロード(Everyday Is a Winding Road)」
シェリル・クロウ(Sheryl Crow)さん。
♪毎日、曲りくねった道なのよーーっ♪♪♪......ってね。
全て抱えて生きるのさーっ、的な。名曲!(^^)

映画関連の話しというのは、これから見る人のことも考えると、
ネタバレなどを含めて少々気遣いが多くなったりもするのですが、
それ故にジャストで公開中の作品の話しなどはかなり書き難かったりもします。
公開後しばらく経った作品の話が多くなってしまうのにはそういった訳もあるのですが、
最近公開されている作品の中で予想以上に楽しめたものは、
「ネイビー・シールズ:ナチスの金塊を奪還せよ!(Renegades)」とか、
「グレイテスト・ショーマン(The Greatest Showman)」とか「ジュマンジ(JUMANJI)」
リュック・ベッソン(Luc Besson)監督の最新作
「ヴァレリアン(Valerian and the City of a Thousand Planets)」あたりでしょうか。









それ程高くない期待で見に行ったことがそうせしめている?のかも知れませんが、
中々に面白かったり、感動したりでした(^^)



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4 コメント

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映画鑑賞 (プリリンねーさん)
2018-05-01 07:42:20
GWの後半戦に、映画を観ようと思っていたので、参考記事で助かります。ありがとうございます。

仕事の一環ではあるのでしょうが、いつもスゴいと尊敬していますよ。💕
プリリンねーさんへ。 (amenouzmet)
2018-05-01 17:52:34
アベンジャーズもスサノオ感たっぷりで、中々でした。
ちょっとモヤモヤしますけど......
遮光器は色megane (アシュラの息子)
2018-05-04 10:44:47
運命の縄(DNA)は
何も縛ってないのかもしれません

喜びが悲しみが
愛になっていく気がします
アシュラの息子さんへ。 (amenouzmet)
2018-05-04 17:37:35
「かもしれません」「気がします」
☆☆☆

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