雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

フォード VS アンナ

2020-01-15 00:01:26 | 面白い...映画/音楽
「叙事詩(じょじし)」

という言葉がありますが。
改めて辞書を調べてみると、

「物事、出来事を記述する形の韻文であり、
ある程度の長さを持つものである」

とあります。
映画作品に関しては、この意味の他に、

「壮大なスケールを持つ演出や美術、出演者を要し。
圧倒的な音楽スコアと製作費も必要とされる作品」

などと言い加えられるでしょうか。
「サーガ(Saga)」なんて言葉もありますが、
そんな作品の一つが間違いなくコレなのだと。そう思います。



「スター・ウォーズ:スカイウォーカーの夜明け」
(STAR WARS:The Rise of Skywalker)
みんな見た頃でしょうし。そろそろ記してもいいのかなぁ、と。
勿論、ネタバレは一切書きませんので。ええ。ご安心を(^ν^)

そもそもスターウォーズって、僕らキ○ガ○系ポンチキーズからすると、
銀河の記憶的な感じがするのでやんす。
原作者のジョージ・ルーカス(George Lucas)さんには降りて来ちゃってる!?
のでしょうか......特に、オリオン星系
そっち系から来ている人にはたまらなく郷愁感がある!?
物語ではないでしょうか。ね。(^^)

ま、この「おおぅぅ!?o(`ω´*)o」とか「KINGSMAN
という過去記事にも記していますが、
最早伝説の領域にある偉大なシリーズ作品ですので、
目を瞑っていても!?楽しめて。
感動的な作品であろうことも間違いはなく。が、ルーカスさんから引き継がれた
J.J.エイブラムス(J.J. Abrams)さんの3部作を最後まで見てみて、
とてもよくわかったことは、
JJさんの東洋文化に対する見識の甘さと敬意の薄さ......
みたいなものでしょうか。
当然、無理もないことなのですけど。
こんなこと、西洋の人にはわからない?にしても、
100%日本人の僕さんはこの点が気になって、気になって......やはり、
ルーカスさんの東洋に対する知見とリスペクトが
懐かしくも思われてしまうわけなのです。
そして、それこそが、まさに、
「洋の東西を問わず大ヒット」
となった、根幹部分にあった大事な要素とも思っていたわけでして。



「フォース = 」とか。
「ダークサイドとライトサイド = 陰陽思想」とか。
「ライトセーバー = 剛でなく柔の剣で、生かす剣(刀)」とか......



「ライトセーバーはそんなにリキんで使う武器ではなかろーにぃぃ!
それではジェダイでなくローマのグラディエーターでわないかーーい!
ルパーン!五ェ門さんはそうではないよねぇぇーーーっ!?
柔、よく、剛を制してないよねぇぇーーーっ!?
フォースが宿らんちゃうぅぅーーーーんんっ!」



的な。
そんな感じのアイテム解釈の相違感が僕の中に寂しさとして漂いつつ......
勿論!作品はエンタメとして100点満点以上だと思います。
ハリウッドのプロ中のプロが集まった作品ですから。
そこは間違いなく。

ただ、

ちょっとだけ、

です。

切ないのです。

ね。

ええ。

ソレだけっす。

ちっぽけなマニア的ファンの個人的感傷っす。ええ。

そんなJJ監督3作品を見終わって、
JJさんに関してもう一つ浮かび上がったことは、やっぱり、
彼はTV畑で鍛え上げられた方なんだろうなぁ、と。
そういえば、スターウォーズを手がけるキッカケとなった彼の代表作
「スタートレック(Star Trek)」も、元はTVシリーズだったなぁ、と。
TVというメディア特性にハマる脚本とキャラクター達。
そんな基本設定。感覚。
フレーム。
トーン。
スクリーンプレイ。
視聴率が全て。
スポンサーも大事。
組織や視聴者が望むものを存分に出しましょう。
過度な自己表現欲求は抑えれるだけ抑えます。
無駄も完璧に無くします。
劇場版も!
ソコは押さえた上で!
ウマクやります!

と。

そんな空気感もJJさんの作品の中にはあったような気もしていて。
それは、ルーカスさんのスターウォーズには感じられなかった空気感であって。
映画生まれの映画育ちの空気感というものは、それは......
「完全無欠の制作者エゴ」といったものとも思えますけど......やっぱり、
ルーカスさんの作品にはそんなモノもちゃんと入っていたような気がして。
ただ、そんなモノが見当たらなくなった今シリーズの中で
僕を救ってくれていたのが、他の誰でもない
「カイロ・レン(Kylo Ren)」さん。
この役を演じてくれていたアダム・ドライバー(Adam Driver)さん。
この人がいなかったら、今回の3部作は、
僕はドロップアウトしていたかもしれないなぁ、と。
今回の最終話を見ていても思わされました。
大好きな役者さんです(^ν^)

それと、年始早々、

「コレは見といたほうがいいんじゃね、、、、」

と知人にススメめられ、
ノコノコと東中野の単館系マニアックシアター
「ポレポレ東中野」さんに見に行ったのがこの作品。





「さよならテレビ」
見終わって思うのは、タイトル通り、TVは本当に死んじゃったのかな、と。
本気でそう思いました。
愛知県、名古屋市にある「東海テレビ」というTV局の社員が、
自局の報道部門の実情をノンフィクションで描き出そうとしたものなのですが......
その通り。

「その制作環境と作品コンセプト自体の限界が作品の限界」

となっていて。
全身全霊、テレビというメディアを葬ろうとして、
立ち向かおうとして作られたものではなく。
自分の働く世界への気遣いにも満ちた深夜のドキュメンタリー「番組」であって。
映画と呼べるものでもなく。
よって、監督もプロデューサーも決して映画世界の人でもセンスでもなく。
暗がりの中に灯る光に対し、一対一で、個人対個人で......的な感覚で向き合い、
見つめ続けられもする劇場用作品とは違うフィールドにあるもなのかな、と。
そこが「マイケル・ムーア(Michael Moore)」さんの作品などとは違っていて。
そんな作品にまつわるアウトラインこそが、
僕に「テレビの終わり」を告げてきたものであって。
色んな意味で、この作品にも少しの寂しさを感じてしまいました。

もう一つ、映画好きの人達から注目されていたのが、
韓国映画史上初の「カンヌ映画祭パルムドール」に輝いた作品
「パラサイト 半地下の家族(Parasite)」
ポン・ジュノ(Bong Joon-Ho)監督。
見てみると.....Inspired by 万引き家族......といった感じでしょうか。ね。ええ。



そんな中、個人的にすこぶる面白かったのが
リュック・ベッソン(Luc Besson)監督の最新作「ANNA(アンナ)」
まだ日本で正式な劇場公開はされていないようなのですが、
ベッソン監督のお得意の女性アクション・フィールドで、
その才を余すことなく発揮しているような作品となっていました。
アート・ワークもイイ感じっす(^^)



ベッソンさんの過去作、レオンやTAXiやルーシーやニキータ、
マラヴィータとかフルスロットルとかがひとまとめになって、
とても面白く、楽しめる感じ。
裏裏裏、と、混乱すらしてしまいそうな脚本も素晴らしく。
日本でもちゃんと公開してくれないかなぁ、と。
セクシーでバイオレンスで知的でクールで熱くて。とても好きっす
セクハラで訴えられまくっている監督っぽいっす。( ̄∇ ̄)ええ。

......で。最後に。
新年早々に公開された作品の中では、
これだけはココにも記し残しておこうかと......

「予告編がソソられるけど......ま、だいたい、こんな話なんだろうな、、、」

なんて感じで行ってみたところ、
そんな僕の想像をポーーーン、、と上に超えて来てくれて。
なんだか、ちょっと感激しました。。(*´ω`*)



「フォードVSフェラーリ(Ford v. Ferrari)」
ジェームス・マンゴールド(James Mangold)監督。
決して派手な映画ではなく。
サクセス・ストーリでもなんでもなく。
エンタメバランスはとっていつつも、ただ、真っすぐに、
映画的美意識を持って人間を見つめる作品となっていて。
超、個人的な感想、感覚としては、
この映画で描かれている事は、実のところ、
変えなければいけない、
変わらないといけない、
そんな社会や世界像、
人物像が描かれていたようにも思えたのです。
監督さんにそんな意図があったのか、無かったのかはわかりませんが、
でも、僕はそこにとても心を動かされました。
純粋」なるものを描こうという意欲に打たれました。
役者さんって素敵な仕事だなぁ......なんて、心底思わされもしましたし。
監督さんと役者さん達との理想的な、お手本の様なパワーバランス。
それが滲み出ている。
新年に良い作品を見させてもらったなぁ、と。
シンプルに、そう思えたのです。
良い時間を過ごせたなぁ、と。
そう思えました(^^)



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