あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

マイ・フェイバリット・クライム・ドラマ

2010-09-02 21:54:44 | テレビ番組

刑事コロンボ完全捜査記録 (宝島社文庫) 刑事コロンボ完全捜査記録 (宝島社文庫)
価格:¥ 570(税込)
発売日:2008-09-03
シンさんのコメントで『刑事コロンボ』の懐かしい記憶が蘇ったので、今日はその話を。

前々回の記事に対するコメントで、シンさんはお気に入りエピソードとして、『別れのワイン』『忘れられたスター』をあげてらっしゃいました。

どちらも、私も好きなエピソードでした。謎の解明の過程はちょっと皮肉な面もあるのですが、ラストシーンは、犯人に対するコロンボさんの優しさがほの見えます。

正直、『忘れられたスター』のラストのもの悲しさは、少女の私にはちょっとショックだったのですけれど、コロンボさんのきわめて紳士的な対応に救われる思いでした。

(たぶんこの作品に影響を受けている三谷幸喜氏の『古畑任三郎』は、主人公が水際立った美男子なせいか、少々コロンボさんより冷酷な気がします)

でも、リアルタイム(とはいえ再放送だったよう。NHKの最初の放送のときは幼すぎるので)で観ていた小学校高学年のときは、マイベストは『構想の死角』でした。

『魔術師の幻想』も好きでした。ちょうどミステリに興味を持ちはじめた時期で、舞台設定などが気に入ったのでしょう。

子ども用にノベライズされたミステリ本をまず読み、(あかね書房?クリスティーの『ABC殺人事件』とクイーンの『エジプト十字架の秘密』が合本になった、ややゴーインなヤツとか)それからホームズやルパンものの文庫本に移ったりしていた時期でした。

そのミステリ初心者の女の子にとって、倒叙、最初から犯人が分かっている形式は目が覚めるように斬新で、驚きと面白さは今も心に残っています。

正直に言うと、小6のとき一度だけ見て大・大・大好きだった『構想の死角』を最近見て、ほんの少しがっかりしたのですが。(いや、あれは名作ですよ!でも、長い年月に私の中で大きくなりすぎ、子どもの頃の感激には追いつかなかった)

でも、もう一度思い返してみるとやはり傑作、という気がするし、コロンボさんのキャラクターも懐かしく、また観返したいシリーズなのでした。

(ちなみに、よくコロンボさんはレストランで「チリをくれ」と言って嫌がられているのが不思議でしたが、今から思うと、割烹料理店で「モツ煮をくれ」というようなものなんだな~と理解できるようになりました)

コメント (2)
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夏バテの次は夏風邪です。

2010-09-02 17:58:20 | 日記・エッセイ・コラム
猛暑の疲れですっかり夏バテでしたが、先日から今度は夏風邪に。8月31日にちょっと調子が悪い事に気付き、すぐ医者に行きました。(幸いお休みだったのです)
普通の夏風邪だ、と言われ、薬をもらって帰りましたが、それから熱上昇。咳が止まらず眠れないのが辛かった
翌9月1日はせっかく有給を取っていたのに、予定はすべてパア。
っとも、この夏は忙しく、その忙しさからようやっと抜けたところで、ホッとして体調を崩すのは私のいつものパターン。 せめてこの猛暑が早く去って、やっと秋らしくなった、と言いたいものです。
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