車の運転席で寝ることの大変さはよく語られるもので、 腰が痛い、寝返りが打てない、寝た気がしない、仮眠限定、等々。 私の場合、運転席で睡眠を取ることに不自由さは全く無く、三泊~四泊を目途に休みを作って出かけますが、貴重な休みはフル回転で動くので、夕方にはヘトヘト状態も。 夕食後は明日に備えて早めに就寝し、七~八時間は熟睡します。 一気に目覚めた時は「ここは何処?」と思うこともしばしば。 ゆったりとした旅であれば、一週間位の車中泊も出来そうです。
さて、スイフトでの車中泊、助手席はテーブルが占有しているので、アクセルとかブレーキとかハンドルが邪魔ですが運転席を寝床に。 座席を一番前にスライドして、背もたれを倒して最も倒れた状態にし、 履物を脱いで、ブレーキ、アクセルの隙間に足を入れると座席に座った状態で足が伸ばせます。 体勢として完全なうつ伏せ寝は無理でも、横向きからさらに少し伏せた状態で寝ることができます。
座席に横向きになると姿勢が不安定になりますが、体の下側の下肢の膝を曲げて座席に乗せ、上側の足を真っ直ぐ伸ばせば寛いだ姿勢になり、また体の位置が下がりハンドルとの接触を避けられます。 仰向け寝と、左右の横向き寝の三態を駆使すれば狭いながらも運転席で寝る事が快感になるかも。