[ニューヨーク 29日 IFR] 米アップル<AAPL.O>は29日、初の社債発行に向けた書類を米証券取引委員会(SEC)に提出した。事情に詳しい関係筋によると、ドイツ銀行とゴールドマン・サックスが主幹事を務め、29日から投資家向け電話説明会を開始する見通し。
アップルは、前週発表した新たな株主還元計画の資金を調達するため、少なくともドル建て債を発行すると市場では予想されいる。これに加えて英ポンド建てやユーロ建ての社債も発行されるかどうかは明らかでない。
あるアナリストはアップルが期間5・10・30年の社債を発行する可能性があると予想。「特にハイテクセクターで流動性の高い案件を求めている投資家にとって、アップルは潤沢な手元資金を持つ新しい銘柄であり、(社債発行は)大きな成功を収めるだろう」と語った。
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