今日の健康な肌

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藤浪が大谷に打たれた理由

2013年05月27日 | 最新のニュース

 藤浪vs大谷の1対1の対決に勝ち負けをつけるならば、文句無しに3打数2安打の大谷の勝利だろう。だが、藤浪はスーパールーキー対決には敗れたが、対日ハム戦先発という大事な勝負には勝った。87球という省エネ投法で7回を1失点。腰の張りなどでローテーションを飛ばし21日ぶりとなった一軍復帰登板を安定感のあるピッチングでまとめた。

 さて、藤浪対大谷の対決から見えて来たものは、何なのか。4勝目を挙げた高卒ルーキーの藤浪の勝てる理由は、どこにあるのか。阪神のチーフスコアラーを25年務め、先ほど、「虎のスコアラーが教えるプロの野球観戦術」(祥伝社・黄金文庫/670円)を出版した三宅博氏に分析してもらった。データは口ほどにモノを言う。スコアラー流のチャート図を作ってもらい分析すると、そこには藤浪と大谷の非凡な才能が浮かび上がってきた。

――藤浪は、二回無死二塁で迎えた最初の対決で、左飛に打ち取ったカットボール以外は、すべてストレートの勝負でした。

 「真っ直ぐで抑え込むという気持ちやったんやろうね。藤浪は頭のいい子なんだけど、大谷との3度の対戦は、配球以前の気持ちの勝負だった。初回に大量リードをもらったから、なおさら、そういう勝負のできるシチュエーションになったね。右中間に二塁打を打たれた第3打席には徹底してインサイドを攻めようという気概は見えたけれど、打たれたボールはいずれも甘いコースに入ったシュート回転のストレート」。

――そうでした。

 「意識的なのか、それとも天性なのか、たまたまなのか。そこはわからないが、藤浪のストレートは、143キロから152キロまでのスピード差がある。それが小さな緩急になっている。ご存知の通り、今の野球は、手元でボールを小さく動かすことが隆盛だが、藤浪のボールは、まさにそれ。右打者のインサイドのボールがシュート回転している。天然のツーシーム。おそらく腕が横振りに近いからだろう。右打者はストレートの感覚でスイングにいくと手元でシュートしてくるから厄介だ。そのナチュラルシュートを軸にして外へはカットボール。インサイドとアウトコースを、大きく使った横の揺さぶりが藤浪の特徴になっている。でも、このシュート回転のストレートは、左打者に対して、甘く入るとリスクのあるボールになる。そこを大谷に仕留められた。気になっていた、その欠陥が大谷に敗れた理由かな。3打席でファウルはたった2球。空振りはなかった。最初の打席では、152キロが表示されていたが、キレという面でも、今日は物足りなかった」。


西田敏行「絆」に出会え感動

2013年05月27日 | 最新のニュース

 ダービー発走前の国歌独唱を行ったのは俳優の西田敏行。温かみのある歌声に、スタンドから割れんばかりの拍手が起こった。西田は「第80回という記念すべき日本ダービーで東日本大震災の復興の合言葉である“絆”という名の馬に出合えたことは、私が被災地の福島出身でもあり、非常に縁を感じることができました。こんなにドラマチックな日本ダービーを体験したのは初めて」とコメントした。

 

 レースは1番人気のキズナが父ディープインパクト譲りの剛脚を繰り出して優勝。武豊騎手(44)は8年ぶりとなるダービー5勝目を挙げ、「僕は帰って来ました!」とお立ち台で14万人近い大観衆に喜びを伝えた。


中国の偽パズドラ 流行するか

2013年05月27日 | 最新のニュース

スマートフォン向けアプリ「パズドラ」の大ヒットのニュースは中国でも報じられ、日本に興味のなかった中国人も関心を向けはじめている。西側諸国でヒットしたサービスに興味津々で利用する人がいる一方で、そっくりなサービスで一山当てようと企む人もいるのが中国。パズドラの劣化模倣品がいくつもリリースされている。

 

注目の「パズドラ」に中文版が登場!?

 中国のメディアは、政治・経済のニュースから、サブカルのニュースまで、さまざまな日本のニュースを迅速に翻訳して報じている。そんな中、人気のスマホ&タブレット用ゲームアプリの「パズドラ(パズル&ドラゴンズ)」は、「1000万ダウンロードを超え、なおもダウンロード数が増え続けている」というエンタメ系ニュース、「パズドラのガンホー株がすごい」という経済ニュースの両面から報じられ、注目されている。

 オフィシャルな中文版はないものの、「智龍迷城(ジーロンミーチャン)」と呼ばれ、中国でもプレーされているパズドラ。英語版か日本語版しか選択できないため、ユーザーはどちらかで遊ぶしかなかったが、最近では中文化された非公式バージョンも一部サイトで配布されはじめた。今では専用の掲示板サイトのみならず、一般のQ&Aサイトでも智龍迷城に関する質問が飛び交うまでに至っている。

 中国で人気になったオンラインゲームには、改造版アプリと、ユーザーが勝手に立ち上げたゲームサーバーが登場することがよくあるが、今のところはそれらがクラックされた気配もなく、ユーザーたちは真面目に(?)遊んでいるようだ。


50億円超え2作 映画市場の今

2013年05月27日 | 最新のニュース

 お正月、春休み、ゴールデンウィークと2013年前半の3大興行成績がほぼ出揃ったところで、この上半期の映画シーンを振り返る。ムーブメントになりつつある好調なアニメ、奮起をみせる洋画シーンから2作の大ヒット、その一方で、これまでのところ苦戦を強いられている邦画実写――映画ジャーナリストの大高宏雄氏がその実態を独自の視点で綴る。今年ヒットのボリュームが小さくなっているふたつの理由とは!?

上半期興行収入TOP10作品の写真&成績

 今年もすでに5月の後半である。上半期の一歩手前という時期ではあるが、これまでの2013年映画興行を少し振り返ってみよう。当然と言っていいのか、意外と言っていいのか、全体では昨年実績を上回る成績になっているのが、まずは単純にいいことである。4月末段階で、推定10%近い上昇率を示す。その理由のひとつとして、洋画の奮起を挙げたい。これにアニメの健闘が加わる。

 前者は、東宝東和配給の2作品、『レ・ミゼラブル』(58億円)と『テッド』(43億円)が、合わせて100億円の興収を突破したのが、とくに目を引く。後者は、東映配給のアニメの2作品、『ワンピース フィルムZ』と『ドラゴンボールZ 神と神』が、それぞれ68億5000万円、30億円前後を記録したことが、大きな成果であった。数字上では、この4作品で、トータル200億円前後を計上する。

 これに反して、実写、アニメを含む東宝の配給作品が、昨年実績を大きく下回っていることも注目である。1月から4月までの4ヶ月累計で、東宝の興収は156億63万円。これは、昨年の65.6%である。『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』『名探偵コナン 絶海の探偵』は、前者が40億円、後者が33~35億円と、シリーズ最高レベルの成績になっているから、実写作品の落ち込みが顕著だといえる。

 まず、洋画の復調らしきものだが、これは東宝東和の先の2作品に顕著で、それが洋画全体の傾向を示しているかというと、微妙なところもある。米メジャー系の作品だけを見ると、これまでのトップが『007 スカイフォール』の27億3000万円。これに続くのが、『アイアンマン3』の25億円前後。両作品とも飛躍を遂げたとはいえるが、『アイアンマン3』は世界での大ヒットの規模を考慮すると、まだまだである。他の作品で、見込みを下回ったものも多い。だから、全体的には昨年前半のような体たらくは脱したものの、先行きの不透明感は否めない。

 アニメは、定番作品の安定感に『ワンピース』と『ドラゴンボール』の飛躍的な成績が加わり、圧巻の度合いを増した。単館系アニメの健闘もあり、アニメに関心を寄せる観客層の広がりが大きくなり、今や映画興行のムーブメントともいえる様相を呈している。

 東宝以外も含めた実写作品では、この5ヶ月で20億円を超えた作品は、『プラチナデータ』(26億円)と『ストロベリーナイト』(21億円)の2本のみ。次に10億円台後半で続くのが、『東京家族』『今日、恋をはじめます』『藁の楯 わらのたて』『図書館戦争』。これは、かなり期待はずれだといわざるをえない。昨年で見ると、この期間に公開された作品では、『テルマエ・ロマエ』が50億円以上、『映画 怪物くん』が30億円以上を超えていた。

 ヒットのボリュームが、格段に小さくなった。これには、大きな理由がふたつあると思う。テレビドラマやコミック原作の映画化ではないため、認知度の点で図抜けてはいないこと。作品の内容が、どちらかというとハードなサスペンスものが多く、ヒットしたとはいえ、観客層が少し限定的だったこと。このふたつである。

 要するに、多くの観客層にアピールできるイベント映画が、なかったということだ。これは、たまたまそうだったのか、そうではなく、そうした作品の製作が滞ってきたのか。判断は難しいところだが、この夏の大作の動向を見ていくと、そのあたりの事情が少しなりとも、明らかになっていくことだろう。

 以上、洋画、アニメ、邦画の実写に関する3つの傾向に関して、相当駆け足できてしまったが、どれも半年、あるいは1年単位で見ていくと、実体はまた変わっていくものと思われる。ただそれでも、映画興行は少しずつ変化を内部にはらんで、それが大きな塊となって、突き進んでいるのである。(映画ジャーナリスト・大高宏雄)
※各作品の成績は最終興行収入の推定値(興行中の作品は見込みの最終推定値)


価格から探る外食の利益構造

2013年05月27日 | 最新のニュース

「ラーメン屋の麺の原価は1玉40~50円」──そんな情報がネットなどで氾濫しているが、原材料原価だけではビジネスの全貌は見えてこない。原価とともに「利益の構造」を追った。ここでは回転寿司、ファミレス、ラーメンについて紹介する。

【回転寿司】
 原価が高いネタのベスト3は、ウニ85円、マグロ75円、アナゴ65円。平均すれば原価は50%程度。ロボットが握る店では人件費は15%程度まで下がる。特徴的なのは減価償却費が大きいこと。「設備に1億円以上投資している。4年前後で回収するというのが基本的なビジネスモデル」(ビジネスリサーチ・ジャパンの鎌田正文代表)。減価償却が終われば営業利益率は跳ね上がる。

【ファミレス】
 客を呼び込む重要なアイテムであるドリンクバーは200円程度の価格設定だが、「原価は1杯5~10円で、料金のほとんどは席代といってもいい。セルフだから人件費もかからない。子供にとってジュース飲み放題は夢のような世界。子供の要望で大人のリピート率が高くなる」(大手ファミレス社員)という。

【ラーメン】
「看板メニューのしょうゆ味は390円でも味噌味は100円高く設定している。安いしょうゆラーメンでコンスタントに客を呼び込み、メニューを見て価格の高いラーメンや餃子セットなどを注文してもらう戦略で利益を出している」(業界関係者)。「日高屋は“ちょっと一杯”の客も呼び込んで利益を出している。売り上げに占めるアルコール飲料の比率は14%にもなる」(前出・鎌田氏)

※SAPIO2013年6月号