チャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグが10日に行われ、バルセロナとパリSGが対戦した。
パリSGのホームで行われたファーストレグは、2-2のドロー。セカンドレグをホームで迎えたバルセロナは、リオネル・メッシが負傷の影響もあり、ベンチスタートとなった。
バルセロナは、試合開始早々の2分にシャビ・エルナンデスが直接FKでゴールを脅かすと、序盤からボールを保持して攻め込む。
21分には左サイドを突破したペドロ・ロドリゲスが立て続けにシュートを放つが、GKサルバトーレ・シリグのセーブに遭い先制点とはならず。24分にはカウンターからエセキエル・ラベッシに決定機を与えてしまうが、GKビクトル・バルデスが好セーブ。28分にもルーカスとアレックスに続けてヘディングシュートを放たれるが、再びバルデスのセーブでピンチを脱した。
バルセロナは前半をスコアレスで折り返すと、後半開始直後の50分にハビエル・パストーレに得点を許してしまう。カウンターからズラタン・イブラヒモヴィッチとのワンツーで抜け出されると、左足のシュートを冷静に沈められた。
バルセロナはホームで先制点を奪われると、62分にメッシを投入。局面の打開を図ると、65分にはアンドレス・イニエスタが、ペナルティエリア内からシュートを放つがシリグの好守に防がれてしまう。それでも、71分にメッシのスルーパスを受けたダビド・ビジャがゴール前に落とすと、最後はペドロが左足で蹴り込み、同点ゴールをマークした。
追いついたバルセロナは、逆転を狙ったが勝ち越し点は奪えずに、1-1のドローに終わった。2試合合計スコアでも3-3と並んだが、アウェーゴールの差で上回ったため、6シーズン連続のベスト4入りを果たした。なお、準決勝の組み合わせ抽選会は、12日に行われる。