あまがさきたろうがwebで独り言4代目

出撃っ! 猫耳戦車隊

『出撃っ! 猫耳戦車隊』 伊吹秀明

タイトルと表紙イラストからまったく期待してなかったんですけど、面白かったです。なぜ、そんな期待もしてない本を読んだかと言えば、猫耳と戦車が好きな友人からの借り物だからです。
まあ、細かい設定やら戦車やらの部分は詳しくないのでよくわかりません。その大きさでそんなデカイ砲塔は有り得ないとか、そんな装甲でそれだけ早く動ける分けないとか戦車マニアなら何かしら言いたいこともあるのかもしれませんが、私はただひたすらにそうなのかと感心してただけです。戦車好きなら当たり前の事を皮肉ったりしたような思わずニヤリとするのもあったりしたかもしれませんが、そんなモノもスルーです(笑)。
とは言っても、そんな戦車ヲタクヲタクしたような設定マニアが自分の設定に酔いしれて書いたような作品ではありません。細かい技術的な部分もざっくり感満載です。というのも、世界設定が一度ピークを迎えた人類が自滅して、軌道上に逃げてた人たちが地上に降りてきてた、と言う設定。ほとんどの技術が失われており、遺跡を発掘して技術を獲得しているから戦車に使われてる技術もちぐはぐな感じであると明記されています。
メインは日常から戦場までのキャラ同士のカラミです。いろんな意味での。そっちの方のシーンほとんどないですけどね。
戦闘シーンもクドクドとした感じではなくスキッとさっくりで読みやすいです。まあ、物足りない人もいるでしょうけど。俺的にはこれで十分。
予想外に面白かったので続編も読み始めました。
ああ、忘れてましたが、猫耳サイコーです!
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