あまがさきたろうがwebで独り言4代目

仮面ライダー響鬼、終了

仮面ライダーとはほど遠い作品でした。
それでもあの設定の数々はかなり面白いです。
鬼が鬼を退治するというか。
まあ、ディスクアニマルであったり、それぞれの武器が楽器だったり、かなりぶっ飛びつつも格好良さや陰陽師っぽさを取り入れて、すごい好きでした。
仮面ライダーのくせにライダーじゃなかったりとか度肝抜かれましたしね。

しかし、シナリオはちょっと後半の寸詰まり感が否めない。
とくにあの二人がヒビキの弟子として競り合う辺りからをもうちょっとしっかり描いた方が良かったような。というか、ほんとうにただただイヤなヤツだった京介はもっとどうにかできなかったのだろうか。全然、本人は反省も何もないし、あれが鬼になるのはどうかと思うのですけど。
あと明日夢が鬼になるか悩むところはもっと色々エピソードの追加など必要だったのでは?
ちょっとアレだけでは弱いきがする。

そもそも最後のオロチにしても、世界が滅んでしまうかもしれない一大事なのに、日本中の鬼達が結集してこないのはどう考えてもおかしい。
鬼が大集合して清めるヤツを守るのだと思ったら、たった二人の護衛って。
ちょい役で出てきた他の鬼達も出してやれよ。
そのせいで、めっちゃショボイ感じ。危機感を感じない。せっかく、イブキが悲壮感を出そうと頑張ったのに。
そして、1年後にいきなり飛ぶというおざなりな終わらせ方。このあたりが駄目さ加減を物語ってます。
さらにあのクグツたちの反乱というエピソードとか無駄なのが多すぎて、明日夢の成長という主題が完全に暈けてる。
トドメは敵もなんか戦わずに終わってしまい、何がしたかったのか判らずじまい。そして、じつはこいつらもクグツでした。まだボスはいます。って、永遠に連鎖しそうなのを無理矢理挿入。おかげでさらに何だったのかさっぱり。
結局、いまいち締まりの悪いエンディングを迎えてしまったのです。
「555」と良い勝負です。

設定がおもしろかったし、よかったか悪かったか判らない演出とかあったりで、凄い楽しかったのに。最後があれではぶち壊し。
次のヤツに期待しましょう。
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