まおゆう魔王勇者①

『まおゆう魔王勇者　①「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」』
著：橙乃ままれ


魔王と勇者が最終決戦で戦わず、手を取り合って世界を変革する話。

そんな面白い小説があると風の噂で聞いたのはいつの事だったか。
とくに手を出さずほったらかしにしていたが、本となって店頭にならんでから10ヶ月。
結局、気になって購入してしまった。

まあ、概ねここまではよそ通りな感じの展開ですが。
実に熱いです。
途中に良い感じに魔王可愛いし。
メイド姉とかなんつうフラグの立て方か。

キャラクターが個人名ではなく役割で表現されているのと、地の文がほとんど無く会話のみで物語が綴られてる点から桝田省治は読みづらいのではないかと少々心配していたと書いてましたが。
TRPGのリプレイを読み慣れてると、全く気にならないです。
とくにロールプレイ主体のゲームなら、こんな展開はざらにある感じですしね。

早く続きが読みたい。