夫の帰りが早けりゃ子だくさん!?

2008-04-29 18:41:23 | 男と女話
 おもしろいものを見つけた。
 「夫の帰宅時間が早ければ、夫婦の最終的に欲しい子どもの数も増える」ということが、明治安田生活福祉研究所が20代~30代の既婚女性を対象に行った「結婚・出産に関する調査」でわかった。
全国の20代、30代の未婚・既婚男女を対象に無作為抽出で行い(面談し配布、郵送で回収)、7,908人(有効回答率60.8%)から回答を得て、うち既婚女性1,992人対象に調査。
 特に「午後7時」を境に、ほしい子どもの数の差が最も大きく、7時帰宅が少子化を考えるうえで一つのカギとなる可能性があると分析している。

 ちょっと専門的だけど、合計特殊出生率(1人の女子が一生の間に生む平均こども数。15~49歳の女性の年齢別出生率を合計したもので、この数値が2.1を下回ると将来人口が減少していくと考えられる。06年は1.32人)が0.1ポイントアップすると、こどもの出生数は現在の109万人から約8万人増えるといった計算がされている。
 この出生率が0.1ポイントの違いで約8万人子どもが増えるところを記憶しておいて...

 午後6時~午後10時以降まで1時間刻みで、夫の帰宅時間と現在の子どもの数、今後ほしい子どもの数を調査。

 (約2,000人の既婚女性調査によると)現在の子どもの数と今後ほしい子どもの数を合わせた最終的にほしい子どもの数は、夫が
 午後7時迄に帰宅する場合は2.33人、
 午後7時以降に帰宅する人は2.17人
で、0.16人の差が出た。
 差は、8時以降に帰宅で7時台より-0.11人、9時以降で8時台より-0.09人、10時以降で9時台より-0.10人と小さくなっていく。
 就業別では夫婦共働き(正社員・パート含む)の場合は、午後7時を境にした差0.35人と最も大きく、専業主婦は午後9時の差(0.14人)が最も大きかった。

 今日のタイトルはおちゃらけてる(「夫の帰りが早けりゃ子だくさん!?」)けど、実際、夫の帰宅時間と子どもの数には強い関係性を見いだせるんじゃないかな。
 このデータをある大学の先生は、「女性の出産を左右する要因の一つに、夫の家事・育児への協力がある。調査は「家事・育児のコアタイム(7時前後)に参加して」との妻側からのメッセージのように思える」と論評していたよ。
 
 確かに○づくりは互いのムードが大事だよね。
 でも、働く(特に)男が7時迄に帰宅って... できる?
(労働時間や帰宅時間って地域的なバラつきがあるんだ。NHKの「05年国民生活時間調査」なんかじゃ平日午後7時の在宅比率<10歳以上>は東京が全国で最低(60%未満)&合計特殊出生率も全国で最低(1.02)。) 
 
 まッ、あれは計画的にすれば問題ないッかな。

 夜遅くても、早朝でもできるから... 

 ではでは



 あッ、「キャリアウーマンの夫はどんな人?」こんなある記事を見つけて
 分析がおもしろかったのでまた後ほど書きますね。
 

 Ciao!



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