『ブルームーン(Blue Moon)』が来ました。

2011-05-15 21:03:47 | Weblog
青バラの名品種『ブルームーン(Blue Moon)』が届きました。
(トップ画像はbear-chocoさん撮影によるものです)

「青い月」とはどなたが命名されたのかなんとも幻想的で心魅かれる花名です。

この青バラをなぜ入手しようと思ったのか...それはこんな理由(ワケ)が...


昨年末に会社のパーティでもらった4色の薔薇をそのまま捨ててはもったいないと
生まれて初めて「挿し木」なるものにチャレンジ。
枝の中ほどから下部のしっかりしたところで挿し穂づくりと水あげを行った後に
土鉢に発芽用・挿し木用の土を入れ、そこへ挿し穂(20本ほど)をブスリブスリと挿し込み
マンションのベランダに置き(半日陰でビニール袋をかぶせ)越冬。

根付かず枯れるものも出たけど、約7割の挿し穂が発根して成功。
赤・濃ピンク・淡ピンク・乳白色系の4色でそれぞれ2~4本定着して計13本となり、
100円ショップでバラ栽培に向く深さのある8号鉢を手に入れすべて1本ずつ定植。
もうマンションのベランダは薔薇鉢だらけになりました。

そして3月あたりから次々に挿し穂から元気よく新芽が伸び出し始め
葉が茂り、4月になってツボミを付け、このGWには濃ピンクのバラ第一号が開花しました。
その他の苗木もほとんどツボミが膨らんできて5月はわがベランダはバラで埋め尽くされそう。

せわしい毎日に、ふと立ち止まり、かぐわしい生花に目を移すとき
こころが癒されます。


で、アマルの実家の庭の一角には多くの“アネモネ”と“ラナンキュラス”が今を盛りと咲き誇っているのですが
(昨年、国華園よりミックス球根として100球買い求め秋植えし、この春いっせいに開花)
それらの花はとても美しく、観ているだけで癒されるのだけれど、

またちょっとまじめな性格が現れ(絵心もちょっとあるものですから
「この花たちを美しいと感じさせるものはどこから来るのか?
「何が人の心に影響を与えているのか?

それは色の組み合わせ・色の妙(補色の関係ほか)によるものだなと...

国華園のバーゲン商品(ミックス球根)のアネモネは7~8色、ラナンキュラスも6~7色あり、
それぞれ明色~暗色まで各種あり(赤・ピンク・オレンジ・黄・藤・青・紫・黒・白・複色)
アマル母はその中から彩りよいものを切り取り、玄関・応接間・トイレと生け飾った。
(庭には観賞用の大麦も育ち、切花とともに<緑が添えられ>生けられていた)

それを見て気がついた
「おッ、藤色や紫系が入ることで、赤・ピンク・黄・オレンジ色の花がとても美しく映えると

そうだッ、ベランダにこれから次々に咲くバラたちも明るい色ばかりで
これらを切花として生けた場合、青系・紫系・藤系のバラがあればいっそうきれいに見栄えがするだろうなと。


前置きが長くなりましたが、実はこんないきさつがあって
青い薔薇はないものか探していたところ
ハイブリッド・ティー(半剣弁高芯咲き)のブルームーンを発見しました。


薔薇愛好家にはあまりにも有名な“青薔薇”(「ブルームーン」は青バラの代表品種)ということですが
薔薇栽培初心者のアマルにとっては
その色合い、花形、香りの強さ(芳香・爽香)、花名が魅力的といったところから
バラ専門店(篠宮バラ園さん)に発注。

本日到着し、120cmほどに伸びた新苗で大きなツボミを付けていました。
強い香りとはどのようなものか確かめようと、ツボミの先端に鼻を近づけ嗅いでみると
「うわ~ッ、これは素晴らしい香り

アマル好みの香りでした。

どんな香りか表現が難しいですが、柑橘系で胸がすくさわやかさがあります。

専門家はこう表現しています。
「ブルーの花色を持つ青ばら系の品種のほとんどが、この香りをもっています。この香りは主としてダマスク-モダンの香り成分とティーの香り成分が混在し、他にはない独特な香りを形成しています」とのことですが、ダマスク-モダンなどと言われても何がなんだか?
ただよくバラの香水を嗅いだりすると使われているような気がしますが、何しろ芳しい香りで心がワクワクしました。
どなたかがブルームーンの香りについて「暗い気分を明るく変えてしまうほどの素晴らしい香りを放ちます。甘さと華やかさが共存する香りです」とのコメントをされていましたがうなずきました。
こんなこと(小さな幸せ)最近あまりないので、ちょっとうれしくなりました。

青バラとはいうけど実際の花色は明るい藤色。肥料の量や温度によって青が強く出たりするようです。
世界の数ある薔薇コンテストでいくつもの賞(ローマ金賞ほか)を受賞。

篠宮バラ園さんもこの花の評価を「大変に存在感のある色合いで、他のバラも引き立てます」とのことで
配送されるのを心待ちにしていました。

新苗はポット苗で届き、さっそくバラ専用・用土をブレンド(赤玉土・完熟牛糞・腐葉土・ピートモスほか)し
深い6号鉢サイズに移植。

敷皿とともに応接間のテーブルに置き50cmほど離れたところで眺めていると
これがなんとまだツボミ(大きく膨らんでますが)状態なのに
かすかにレモンのような(それがダマスク-モダンの香りとティーの香りなのでしょう)柑橘系のなかに甘さのある
香りが漂うのでした。

アマル母「これ好き」、アマル父「私も好き」、アマル「私も」とその場にいた3人が口をそろえたのでした。

さあ、5月6月、アマル家は大輪の薔薇がいっぱい咲きそうです。

(実は上にカキコした薔薇以外にも、覆輪の薔薇で「ピース」や「マキシム」といった銘花の大苗も入手し、
バラづくりにのめり込んでいます。<あくまで興味があるのがモダンローズの代表格・四季咲きで枝の先に大輪が一輪咲く「ハイブリッドティー(Hybrid Tea)」だけですが>)


われながら
ほんと何でも興味を持つと凝り性で困ります。お金もかかるのにねぇ...



しかし、ブルームーンというとカクテルの名前の他に
昔、竹野内豊と田中美里のドラマ(WITH LOVE)の挿入曲で使われた
「Once in a Blue Moon」を思い出してしまいます。

トップの画像(ブルームーン)を観ながらこの曲を聴くとどこか幻想的な感があり
いいムードですよ。よろしければご賞味あれ




さぁ~てと、今日はこれから「JIN」を観るぜよ。

この先どうなるのかな。

JINについてもいろいろカキコしたくなるところがあるんだけどね。
時代考証や昔の世の中のことなどね。

ではでは、

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Once in a blue moon (สื่อรักออนไลน์ With Love) Japanese Series 1997



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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-11-05 15:07:01
こちらの写真を使用されているようです
http://bk-2.jp/post/3168516
返信する
Unknownさん。恐れ入ります。 (アマル)
2015-11-10 22:20:28
ブルームーン画像。著作権者の使用許諾が本来必要のところ、ネットで拾って安易にアップしてしまいました。
お教えいただいたアメブロのbear-chocoさんにお許しうかがってみます。(Photo by bear-chocoさん)
返信する

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