ジワーッと来たぁ～！

東北大震災以降、早朝出社が当たり前となったアマルですが、
昨日の朝、胸が熱くなるひと時がありました。


朝７時。
静寂の赤坂の街を一人歩いていると、フランス語（の話声）が突然聞こえてきた。
「おッ、フランス人がいるのかな？」

前方に目をやると（そこは赤坂サカス前）、
年は30代らしき男女３組（計６人）が何やら「これからどうする。どこ行く」といった
打ち合わせの真っ最中。

人影少ない早朝の街中に自分たちに近づいてくる日本人（アマルのことですが）一人を
発見して、その中の一人（褐色に日に焼けたイケメン男）が会釈をして来た。

思わず「モーニン！」と声を掛けてしまった。

すると突然大きな声で「がんばれニッポン！」と
胸元に握りこぶしを振りかざしガッツポーズとともにウィンクをしてきた。

突然の（日本語での）大声とアクションに驚ろかされた。

そして、彼により近づくと、私の目をジッと見つめながら
もう一度ガッツポーズとともに「がんばれニッポン！」「がんばれっ」のコール。

思わずアマルも「センキュー。メルシーボクッ！」と応えた。

すると満面の笑顔を見せてくれて、今度は両手を胸元で握ってガッツポーズ！
そして「ウンウン」とうなずきながら「がんばってね」と目が語っていた。

アマルも彼の目を見て笑みで返した。

ほんの１０秒ほどの出来事でしたが、その場を通り過ぎたとき

胸がなんだかジワーッと熱くなっていくのを覚えたのでした。

それはまさに日本人として「元気づけられた」「元気をもらった」という感覚です。


遠い地（ヨーロッパ）の人から、見ず知らずの異国の人から

「がんばってくださいね」と熱く心を込めて声掛けられて

ＡＣのＣＭじゃないけど「“思い”は見えないけど、“思いやり”は誰にでも見える」と

「思っているだけでは相手に伝わらない。具体的なアクションがなければ思いやりというものは

誰にもわからないものだなぁ」と改めて感じた（実感した）ひと時でした。


しかし彼はジョージチャキリス（ふッルー）似のいい男だったなぁ。（予断ですが）

笑顔とウインクそしてガッツ（情熱）の入り方は以下の画像のようなパッションある感じで...早朝の街でこんな気合の入れ方されると驚いちゃうよ（目が覚めたよ）

彼はどこかのチームのサポーターだろうなきっと。気合の入れ方が違ってた。


そんなことがありました。


ああッ、ヨーロッパの街や田舎をまた歩いてみたくなりました。