The Godfather Waltz( Nino Rota) 好きなんです。

2017-02-12 15:15:07 | レビュー
若き日のゴッドファーザー(ドン・ヴィト・コルレオーネ=ロバートデニーロ)のシーンがアマルには印象深く
ニーノロータのこのワルツを聴くと胸が熱くなります。


もう古い映画となってしまった『ゴッドファーザーⅡ』で効果的に使われていました。

《映画のあらすじ》
映画は1901年から始まる。シチリアのコルレオーネ村で、ヴィト少年の父アントニオ・アンドリーニの葬儀が行われている。
彼は地元マフィアのボス、ドン・チッチオへの上納金を拒んだため殺された。葬列に銃声が響いて、一人の女性が叫び声を上げる。
チッチオに復讐しようとしたヴィトの兄パオロが、返り討ちにあったのである。

ヴィトの母は息子(後のヴィト)を連れてドン・チッチオのところに赴き慈悲(夫と長男の行いの許し)を請うが、チッチオは拒否する。
切れた母は刃物でチッチオを人質に取り、息子(ヴィト)を逃がす。チッチオの部下はヴィトの母を射殺し、ヴィトを求めて街を捜索する。
ヴィトは街の住人の助けを得て脱出し、ニューヨーク行きの船に乗り込む。

アメリカへ到着し(エリス島)の入国管理官が彼に名前を尋ねるが、英語が理解できないヴィトは答えない。
別の男が彼の名札から「ヴィト・アンドリーニ、コルレオーネ村より」と答え、彼は「ヴィト・コルレオーネ」として登録された。

1917年のニューヨーク。青年となったヴィト・コルレオーネは友人と食品雑貨店で働きながら生活していた。
近隣は(同じイタリア移民)のドン・ファヌッチの支配下にあり、地元の業者はみかじめ料を納めるよう強要されていた。



<中略>
ファヌッチにみかじめ料を払うことを嫌がるヴィトは(業者たち・友人たちの困る姿も見かねて)、
ファヌッチはいずれ排除しなければならない障害(対象)であった。
ある日、近所で大きなパレードがあり、ヴィトはこの機会を利用してファヌッチのアパートで彼を殺害する。

ファヌッチが居なくなると、ヴィトは近所の尊敬を集め、地元の揉め事を仲裁するようになる。

彼の経営するジェンコ・オリーブオイル商会はその後繁盛していく。


子供ができて明日の暮らしもままならぬ日々。
そんな混沌としたなか(夕飯支度をしながら乳飲み子を世話する妻を静かに見つめるヴィトの後ろ姿)に流れるこのワルツ。
貧しい暮らし向きがわかるシーンに哀愁あるメロディー。胸が熱くなりました。





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