ちょっとおもしろいことがありました。

知人からお中元をもらったのでお返しに何か贈ろうと
タカマシヤデパートに足をのばしました。

お中元特設会場で贈り物を決め
配送受付へ行くと既に多くの人が受付順番待ちで
待合室でスタンバイ状態。

番号札を持って待つこと約10分。
番号を呼ばれ指定された受付カウンターへ行くと
目の前にはタカマシヤの制服を着た年の頃は27・28の外国の女性（眉毛が濃く・黒い瞳、
ヨーロッパ人・面長だけど知的な顔立ちの美人）が立って微笑みながら

「お待たせしました。こちらへおかけください」と何とも流暢な日本語で迎えられ
少々面食らってしまいました。

「あッ、ありがとう。よろしくお願いします」
すかさず胸に付けているネームカードを見ると
フランチェスカ・○○○と書いてあった（仮名）

おッ！この顔立ち、この名前、イタリア人だなと確信。
「Mi scusi, Lei l'italiano?（失礼ですが、あなたイタリア人？）」と唐突に話しかけました。

「え～ッ！ わかるんですかぁ？」
「へへッ」
「イタリア語ができるんですか？」
「Non può parlare.（話せません）」
「え～ッ！お上手じゃないですかぁ」
なんか変なの。
アマルのつたないイタリア語をきれいな日本語でネイティブイタリアーノにほめられてる。

「ありがとう。Grazie.」
「日本に来て初めてイタリア語を話す人に会いました」
「そうですかぁ・イタリアはどこの出身ですか？」
「フィレンツェです。フィレンツェは行かれたことありますか？」
「ありますよ...。フィレンツェよりミラノへ仕事で行くことが多かったんですよ。
　日本語がうまいけどどこで勉強したんですか？」
「ヴェネツィアは行かれたことありますか？」
「ええありますよ」
「ヴェネツィア大学の日本語学科で勉強しました。日本が好きなので...」
「あッ、そう」

いろいろ話を訊いてみたかったけど彼女の後ろでは上司らしき女性が聞くではなしに
私たちのやり取りをうかがっている様子が取れたのでおしゃべりは早々に止めて
贈り物の一連の手続きに移りました。

手続きの途中にも（お客さま対応用の言葉使いではあるものの）耳に入ってくるのは
大和撫子（ヤマトナデシコ）のやわらかい言葉づかい、でも目に入ってくる彼女の顔は
ヨーロッパ人（イタリア人）然としたものなので ほんとおかしな気分でした。
漢字もよく知っていて感心しました。

一通り手続きを終えたところでまたしばしシャベリング。
「ここのスタッフなの？」
「いえ今週1週間だけここで研修なんです」
「来週は本社に戻ってしばらくしたら配属が決まるんです」
「そうなのぉ...。日本語は難しくない？」
「難しいです」
「シニョリーナですか？」
「Si（はい）」
「今日はどうもありがとう。Grazie」
「Prego（どういたしまして）」
「Ciao 」
「Ciao. ありがとうございました」

シニュリーナ・フランチェスカの笑顔に送られ会場を後にして
デパートを出たらうだるような暑さ。

そんななか街中を歩いていていくつか目に留まるものが..。

あれッ？何だかレースのミニスカートを履いている女の子が多いなぁ
前を歩いていたりすれ違ったり、今日は４～５人遭遇。流行ってるのかな？
最初レースだと下着丸見えじゃん？と前を歩く女の子のスカートを目を凝らして
見ちゃったけどちゃんと下にもう一枚スカートがあって大丈夫でした。
（何が大丈夫だったのか？）

また前を歩いていた別の女の子はＴシャツからブラジャーの肩紐がはみ出している
ちょっとズレてはみ出ているという感じではなく５～６ｃｍも片方の紐だけが出ていて
これはあえて見せるファッションなのか？ これも流行ってるのかな？と
Ｔシャツの色は地味だけどブラ紐はピンクで目立っていた。計算の上なのか？
（あれが生活感のあるベージュだとおじさんちょっとドキッとしちゃうんだけど。）

と思ったら背中が大きく開いたワンピースに
べージュのブラの後ろ止めのところを丸見せしているお姉さんがいたり
今日は今どきファッションに驚かされたり、ちょっと得したり

でもお嬢さんたち、夜道や暗いところ人気の少ないところでは気をつけてね！
このうだるような暑さの中でそんなあられもない姿を男に見せていたら
ストーカー男が必ずいるから気をつけて！
自宅を突き止めて（一人住まいだと）忍び込むヤツ、タイミングを見て襲うヤツなどいるから
流行だからといってセクシーモードが好きな人は十分注意してくださいね。