赤い大地から 市橋さらのブログ

赤道直下、アフリカ・ケニヤで子どもたちの教育にかかわり続ける
日々の出来事をはるか離れた日本の皆さまに送ります。

ラジオ深夜便

2010-03-28 12:44:07 | 日記
昨年5月から、NHKラジオの番組「ラジオ深夜便」の中にある「ワールドリポート」というコーナーにリポーターとして出演しています。
「深夜便」は日付が変わって0時から始まり、ワールドリポートは0:15ころから約15分の放送です。
ケニヤの人々の暮らしに関わるテーマで毎回お話しています。
これまで食生活や、ファッション、子どもたちの勉強熱心なことなどお話していきました。
私は普段、学校の保護者たちにお話したり、日本へ帰って色々な学校にお招きいただき、子どもたちや学生、保護者の方々にケニヤのお話をさせていただいています。
私は人前で話をする時、あまり緊張しません。いつも目の前にいる方々に、どのように私が日々接しているケニヤの人々のことを理解し感じていただけるかを考えながら、聞いてくださる方々に合わせてお話をするように心がけています。
ラジオでお話しすることはちょっと勝手が違って初めはなれなくて、なかなか自然体になれませんでした。
誰に話しているのか、相手が見えないことがとても不自然だったのです。
1月に日本のスタジオでレポートをする機会が与えられました。
12月末の担当日に日本に発つので、出演できませんとお断りしたところ、日本へ来るのならばスタジオで・・・ということになったのです。
これはとてもいい経験でした。まず私の相手をしてくださるアンカーの方と顔を見てお話ができたこと、スタジオの中で、どのように番組が流れていくのかを見ることができました。また、ディレクターの方や、技術の方々ともおしゃべりして、他の方のレポートを聞きながら、自分の出番を待つうちに、リラックスしてきました。
ラジオはこうやって人々に番組を送っているのかと、やっとわかりました。また0時から朝5時まで続くこの番組をこの方々が作っていらっしゃるのかと、改めて感動しました。
ケニヤでは 夜は寝る時です。暗くなれば家に帰り、寝る。日が昇れば起きて一日を始める、という自然な人間の営みがあります。ですから、日本で深夜でも人が歩きお店が開いているのがとても不自然でした。
しかしこのような生活環境の中で、「ラジオ深夜便は人気番組なんですよ」とおっしゃった担当の方の言葉が納得できました。
ディレクターが「夜型の方は番組の前半、早朝に目が覚めて眠れない方々は後半部分を聞いてくださいます。深夜の仕事の方が0時から5時まで付き合って聞いてくださっているのです」と話してくださいました。
これからも、この貴重なチャンスを生かして、日本の方々にケニヤの香を音を通して運べたらと思います。
次回は4月5日の0時代、つまり4日に日曜日の深夜です。
5月は2日の深夜(3日0時)、30日深夜(31日0時)です。
もし まだ目が覚めていらしたら聞いてください。
今回の話題はヒミツ。


気軽に

2010-03-03 02:01:54 | 日記
ブログなのに なぜか 新聞の記事みたいだったり、ちょっとかしこまって、気負ってかいていました。だから 簡単に書けず、なかなか書けず・・・
これからは アフリカでの生活の小さなことも、気軽に書こうと思っています。

ナイロビは 本当ならば1年で一番暑い季節です。でも最近雨が降って涼しい日々です。昨年は本当に雨が少なく、水不足で、農作物は育たず、家畜は飲む水が無く遠くまで草を探して歩き、大変な1年でした。
喚起が長引くと、旱魃になります。ナイロビの街でも水不測は深刻でした。
ですから、雨は恵みの雨。

ナイロビでは長袖のジャケットを着ている人がたくさんいます。アフリカなのに?
朝晩は ダウンジャケット、革ジャンを着ている人もいますが、おもしろいのは足は、素足でサンダルの人がたくさんいます。