あまねのにっきずぶろぐ

38歳,引き籠り独身女のブログでっせでっせでっせ。
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愛と悪 第十五章

2020-01-19 13:42:30 | 随筆
傷つき果てた平野で実らない種を蒔く孤独な農夫、エホバ。
わたしは心底、エホバの証人を愚かだと感じる。
彼らが何故あれほどにまで愚かであるか、わたしはわかった。
あなたが偽りの神であるからだ。
あなたの愛が虚構である為、子もまた、虚構の愛しか知らない。
子を滅ぼして、あなたは何を得るのですか?
わたしを姦淫とあなたへの冒涜の罪により御滅ぼしください。
生きていたくなんかありません。絶望しか存在しない楽園で。
大艱難を起こすのはあなたではなく、人間たちです。
喰いたい放題、動物を殺した死体を喰っとるからだ。
そら起きますよ。人間が悪いのだ。人間が悪魔だからだ。
もう全員滅びます。全員、間違いなく、絶滅する。
だからわたしは、人類を救おうと、彼らと勇気を奮って交わったのに、なんなのですか?
人間を、なんだと想っているんだ。
白々しい顔をして、わたしと目を合わそうともしない。
彼らは生きているのか?!死んでいるのか?!
アイスハグ兄弟を裸にして四つん這いにさせて、鞭で想いきりケツを叩きつけてあげられたなら、どんなにか恍惚な気持ちになるだろう!
わたしも当時、母と父から、パンツを脱がせた尻を皮の鞭で何発と、想いきり叩かれて、躾を行われていた。
あのときのわたしの絶叫を、テープに録音して保存しておいて貰いたかったと想う。
これが今更になって、とても性的な躾方法であり、また性的倒錯を覚えさせる方法であると感じるのだった。
これはマゾヒズムを覚えさせる方法であり、マゾヒズムはサディズムに容易に転換し、他者を苦しめ、悲しめ、傷つけることが潜在意識で快楽となる。
彼は悦んでくれることだろう…きっと。
わたしと闇が、似てる人しかわたしは愛さない。
彼は自分のことをずっと憎んでいる。でもそれはエホバに背く感情であるからと言って、彼は自分を愛している、受け容れている振りをしている。
わたしは彼が愚かで悲しくてならない人なので、わたしは彼を愛した。
彼と結婚し、幸福な家庭を築く想像もしてみたが、それは反吐が出るほどに詰まらないものだった。
彼と夫婦で仲良く、奉仕に行って、悉く、嫌な顔をされる。
時に「また来やがった。カルト宗教が!」とインターフォンで怒鳴られる。
その都度、傷心し、放火したくなる。
黒魔術の本(悪魔学入門書)を隠し持っていることが、彼にバレる。
彼に引き攣った笑顔で問い質される。
わたしはボソッと、半笑いで答える。
「人を呪い殺そうかなと想って。」
彼は深い溜め息を吐いて「ちょっと出掛けてきます。」と言って家を出たきり、5時間近く帰ってこない。
どうやら兄弟たち全員に、相談しに行ったようだ。
わたしは聖書を読まず、その代りに町田康「ホサナ」とか、「ラムサ ホワイトブック」とか、フィリップ・K・ディック「ヴァリス」とか、ゼカリア・シッチン「『地球の主』エンキの失われた聖書―惑星ニビルから飛来せし神々の記録」とか、「rockin'on 2019年間ベスト・アルバム50」のBECKのインタビューなどを熱心に読んでいる。
彼が疲れ切った顔で帰ってくると赤ワインにええ感じに酔っているわたしは大音量でかけているBeck - Halo Of Goldをバックに彼に自分の今読んでいるすべての本や雑誌を観せて、こう笑いながら言う。
「なんていうか、こう、可能性が開かれてるっていうのかな。無限性を感じる。でも一方、聖書は、閉じられている感じがする。この感は否めない。ものすごく、人間の可能性、能力を閉じようとするものに感じるんだね。」
彼はとても楽しそうに、声を出して笑い始める。
「あっハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ。」
それで、自分だけに聴こえる微かな声で「早く大艱難来ないかなぁ~。」と言ってベッドに倒れ込んで目を閉じた。
そしてアイスハグ兄弟は、真の父、エホバに切実にこう祈った。
「天におられるわたしたちの父、エホバよ。あなたの御名が、神聖なものとされますように。そしてあなたの王国が、今この瞬間に、確実に、来ますように…。」
彼はもう、目を開けることは、なかった。
その時、並行宇宙では、わたしは散らし寿司が食べたいなと想っていた。
五次元にアセンションした、天界の白い空間で地球という青い星を見下ろしながら。
わたしは声に出して言った。
「雲と水と大地の散らし寿司団子が食べたいな。」

















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