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映画『長いお別れ』中野量太監督 劇場公開 2019年5月31日

2021年12月01日 | 映画

5月31日公開『長いお別れ』本予告

2019年5月31日に公開。テレビ東京開局55周年記念作品。第11回TAMA映画賞で最優秀映画賞を受賞

『長いお別れ』は、中島京子による小説、及びそれを原作とした日本映画(2019年公開)。

アルツハイマー型認知症を患った父が徐々に父でも夫でもなくなっていく家族の10年を追った連作短編集

映画レビューサイトでは高い評価が多い。
原作者の実体験がもとになっているがフィクションである。

想像していたより認知症の悲惨さはなく、ほのぼのや、おかしみのほうがつよい印象。

英語で認知症dementiaは「long goodbyeとも言う」と作中のセリフにあった。

  『長いお別れ』または『ロング・グッドバイ』(原題:The Long Goodbye)は、1953年に刊行されたアメリカの作家レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説

タイトルからも想像されるように、映画も悲惨さなどは薄められて感じられるのは
「お」がついているからだろうか。10年かけて認知症の症状は、まだら模様のように悪くなった、よくなったりしながら10年かけて進行していく。

同じ中島京子による小説で第143回直木三十五賞受賞作『小さいおうち』を思い出した。

このブログ 映画 『小さいおうち』2014年、監督・山田洋次 原作 中島京子 
2021年04月06日 | 映画

私の世代は、いま老老介護の最中というひとが多いのだが、
作中の父東昇平:山﨑努の認知症はそろそろ私の年齢にちかいところからはじまる。
あまり実感はない。しかしいつ自分がそうならないか保証はなく、コロナどうよう「可能性」への「恐れ」はある。可能性が一%か百%かは普通は問わない。それがまわりにどの程度の悲惨さをもたらすかも真剣には問わない。(新型コロナでも、毎年のインフルエンザと比べてドーなのかはTVではほとんど問われない、答えない、のだが)

long goodbyeも「長いお別れ」も悲しみや悲惨さの度合いは「さよなら」や「死別」よりも低く、「恐れ」は実体験をした人にとってはそれ

ほどのものではなく、明日のことを思い煩うなかれ、と意味がこもっているのだろうか。

キャスト
東芙美:蒼井優
今村麻里:竹内結子
東曜子:松原智恵子
東昇平:山﨑努

長いお別れ (文春文庫) 文庫 – 2018/3/9
中島 京子  (著)

かつて中学の校長だった東昇平はある日、
同窓会に辿り着けず、自宅に戻ってきてしまい、
心配した妻に伴われて受診した病院で
認知症だと診断される。

長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 7-1) 文庫 – 1976/4/1
レイモンド・チャンドラー  (著), 清水 俊二 (翻訳)

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