里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

わらび餅

2008年08月29日 | 日々のつぶやき
今日わらび餅を作りました。

私は、わらび餅なるものを京都へ来るまで知りませんでした。舞鶴では売っていませんでしたし、勿論食べたこともありませんでした。

京都へ来てからは毎年夏になると食べています。母がいた頃は、舞鶴へ行くとき買って行くと母も喜んで食べてくれました。

スーパー等では1パック(約2人分)88円くらいの手ごろな値段で売っていますが、贈答品や、ホテルなどのデザートとして出されるわらび餅は、作り方も違うのか、食感や値段もかなり違います。

家で作ったわらび餅は、スーパーで売っているタイプのわらび餅です。

わらび餅粉1袋(88円)を買って作りました。作り方はいとも簡単です。

鍋に1袋180グラムのわらび餅粉を入れて、これに720CCの水を加えてよくかき混ぜる。(この時は白くにごった液)

よく混ざったら火にかけ、煮ながら白い濁りが消えて透明になるまで良くかき混ぜる。(固まりだして混ぜるのがかなり重くなる)

固まって透明になれば、スプーンですくって水の中に落とし、10分くらい冷やす。

砂糖を混ぜたきな粉をかけて食べます。8人分くらい出来ました。母もこのわらび餅が好きでしたから仏壇に供えてあげました。


市販の180グラム入りのわらび餅粉1袋(88円)


出来たわらび餅

わらび餅とは・・・昔より浪華の都では、春や夏の味覚として、甘しょを原料として作られた餅をわらび餅と名付けられ広く庶民に愛好されてきました。

現在ではわらび餅と言う名称は固有名詞になっています。

よく他の地方では蕨(わらび)を原料とした餅との誤解があるそうですが、蕨(わらび)は使っていませんと書いてありました。