２００Ｘ年版介護福祉士受験資料内における自閉症の位置付け？

来春受ける介護福祉士の受験用資料を過去の合格者に借りた。聞いて覚えるＣＤを車で流していて耳を疑った。

　　「小児の障害に『吃音』『チック』『自閉症』がある。」

子供だけって？どれも大人にだってある。
しかし、自閉症はヒドイ。何人の人がこのテープを聞いて覚えてしまったのだろう。元になるテキストにそう謳ってあるのなら、完全なウソっぱち。

社会福祉から医学から上澄みをチョイスして記憶させる国家試験の無意味が凝縮されているような気がする。再来年辺りこの国家資格なしでは仕事が出来なくなる。かつては大半、ホームヘルパー3級資格で働け、介護保険導入後は2級資格以上となる。家事もできない有資格者は訪問介護の役には立たない。介護も理論より慣れの部分が大きい。現場では資格無意味論がささやかれている。人対人の仕事。測れない、学べない、自然に身に付いた人間性の方がより重要の様に私は感じる。

来春受験版には『自閉症』の正しい記述がなされている事を祈ろう。6月頃には巷に出てくるだろう。