陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

ソフトムードに変わってっきた乳がん検診

2011-05-17 19:59:44 | Weblog
自治体によって違うかもしれないが、わが市では2年に1回、乳がん検診券が送られてくる。
さっそく受けた。
『痛いよねぇ~』と言って職場を送りだされる。
乳がん患者の妹にも「マンモを受ける」とメールをする。
『痛いね』と返事がきた。

確かに痛かった

マンモグラフィーの技師さんが女性で丁寧な声かけがあった。
着替えにピンクの二重のケープを渡された。
上半身裸のまま男性技師さんだった二年前とはまるで違って、どこか安心。
痛いのは同じだけど、多少気分が違う。

触診は男性医師だったけど、
検診専門病院では女性はすべて女性スタッフだったと聞いた。
受けやすい検診、人間ドックに変わりつつあるらしい。

一応、写真、触診とも異常は見受けられず精密検査の必要はないと医師から告げられた。
もう一人の医師が再度レントゲン写真を見ての結果が郵送されて正式な結果とのこと。

ピンクリボンの講演会では月1回は自分で触診しよう教わった。
万一、早期発見を怠る事態が起こったら、姉妹への発生率は高いから気を付けてと忠告をくれた妹が悲しむ。




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満月の夜、母を施設に置いて      藤川幸之助 詩

2011-05-17 05:16:41 | 
満月の夜、母を施設に置いて
クリエーター情報なし
中央法規出版


いきなり「おむつ」の詩から。

  母が車でうんこをした

最悪の状況から赤裸々な認知症介護が詩に綴られている。
きれい事でない状況で、人が人として再生してゆく。
人を思う、支えるとは何か?
存在するだけで価値があるとは何か?
体験が語る。

巻末に谷川俊太郎さんとの対話がある。
藤川さんの言葉に

  詩を書くこと、言葉を吐き出すことで自分が解放されているところがあります。

吐き出すことは確かに楽になる。
せっせと書いているブログはたぶん、その所為だろうと思う。
書いていると自分が整理されてゆく。
どよどよで落ちるまで落ちて、浮かんでくる自分になれる。
藤川幸之助さんと比べることはおこがまし過ぎだけれど、なんだか良く分かる。

  支える
  支える
  崩れてゆく自分を
  必死に支えながらも
  人を支え続け
  「それが自分なんだもの」とつぶやく

            (”バス停のイス”より抜粋)          


  正常と言われているこの私たちの世界が
  どれほどのものか 
  こんなにも狂ってしまっているじゃないか

            (“母の世界”より抜粋)


  人が人を必要とするように
  人が傲慢にならないように
  この手をちょうど良い長さに
  作ってあるに違いない

            (”この手の長さ”より抜粋)


どれもこれも体験が言わしめた言葉で空々しくない。
「満月の夜、母を施設に置いて」題名が衝撃的で図書館で借りてきた。
手元に置いて、なんども読み返したい。
これ買おうかな?         
  




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