陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

気重な日のマンマ・ミーア

2009-02-15 20:18:23 | 映画(DVD)
ものすごく気重な時には良さそう気がして、
猫餌が切れて出かけざるを得ないからついでに観てきた。

午前中、自主研修という強制研修。
いっぱいある介護事業所のスタップの引き受け会場が我が事業所。
金曜日にエッチラオッチラ会場設営。
今日は始まる1時間前に集合せられ、
お茶の準備やら駐車場案内やらに駆り出された。

講師が講演の最後に「質問は?」と聞いて、シーン波打った。
我が社では言いたい事は言わないのがカシコイ。
こんなトコで誰も質問するワケがない。
自由な気風がないことの証明のシーン。やれやれ

最後の最後に
ウチの事務所で講師と各事業所主任が何とも長い話し込み。
我らヒラヒラはじーっと黙って、おエライさんのしゃべり終了を待った。
講師も主任もオバはん年齢。
この年齢の層の話はどうでも良い事で長いんだわ。
お客様というか外部の人には異常に気を使うのが我が社の風習。
この前まで私も外部の人だったので、ウチの人になったとたん手のひらを返した様。

ヒラヒラにも序列があって、先に入社した順にエライ。
よって、私はドン尻。出過ぎてもイカン。気が利かなくてもイカン。


こういうの払拭したい映画に選んだ。
昨日の新聞にメイル・ストリープが載っていたのも観る気にさせた。
監督・製作者・脚本家・映画会社の担当重役がすべて女性というのが
出演動機のひとつだったと書かれていた。

あの厚底ハイヒールのブーツで歌い踊る。
ストーリーは実にくだらない。
それを割り引いても
メイル・ストリープは1949年生まれ。60歳。
それ以上年齢の女性も画面いっぱいの元気パワー。
まことににぎにぎしかった。

あんまりに沈んでいる時はこう言う映画は逆効果?
最後の最後に娘の父親とおぼしき3人中のひとりと21年ぶりに結ばれるってのがちょっとね。
残りの二人気持ちはどうるんだろうとか?
急に白けた気分になった。

自由奔放な役どころのメイル・ストリープと
デブ顔の紋切型思考のウチの主任同じ年生まれ。
やぁ~なことまで思い出した。

もうちっと高揚した気分の日に観ると感想はきっと違うと思う
明日もあのデブ顔みなくちゃいけないからも寝ようっと

猫の首は無痛

2009-02-15 07:36:14 | ねこ
腎不全でエイズで口内炎が出来続けるふぃんふぃん。
補液をしなければ尿毒症で死んでしまう。
人間で言えば透析患者になってしまった。

数日分、ドカッと病院で入れてもらっていたけれど
病院が休日には具合が悪くなってしまうし、
補液がだんだん体に入ってくると不快感が起こるらしく
途中からうぅ~っと唸る。
病院までの道中は洗濯ネットに入れて動けないようにし
運転する私の膝に乗せて行く。
体が恐怖でガタガタ震えている。
行く先もこれから痛い事をされるのも全部分かっているのだ。

ついに自宅補液の決心をして3回目。
1回目は済ませて使用済針の抜き方が分からなかった。
2回目は深く刺すとかわいそうな気がして浅く刺したら皮膚を突き抜けで漏れた。
3度目の今朝、やっと上手くいった。

入れる補液の量は同じだから細い針を使うと30分じっと動かないようさせないといけない。
針を刺す時に、刺す側に恐怖がよぎるが、
太い針で10分以内に早く終わる方を選択した。

猫の首ねっこはどうやら痛みを感じないらしい。
親猫が子猫の首を加えて移動する。
大人猫になっても首を持たれるのは嫌がらない。
首の皮を3つの指でうまく掴んでブスっと刺すが痛がらない。
じっと点滴が済むのを待つことがむつかしい。
動かなかように洗濯ネットに入れて、点滴部分だけだして
私のショールで顔と体を隠して撫ぜながら適量の液が落ちるの待つ。

点滴はS字フックで鴨居にかける。
母のために窓際に移したベッドが今度はふぃんふぃんの点滴台にちょうど良い。
猫は高いところだと落ち着いて動かない習性があるそうだ。

点滴量を見ながらふふぃんふぃんを動かさないように撫で押さえ、
片手で点滴の留め具点滴を出したり止めてたり、ちょっと慣れが必要。

猫の首根っこが無痛で良かった。
飼い主の私が泣きそうにならなくて済む。

ここまで尽くして命を長らえることが良い事なのか疑問を感じもするが、
こうして治療をすれば、無邪気に甘える時間が取り戻せる。
痛い治療や恐怖は最小限で命を全うさせてやろうと思う。

薬を止めれば死なのだ。