四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

あかざ俳句会の23周年

2015-07-05 15:45:18 | 生かされて今日

 俳句は17音の短い定型に、大自然や心の動きを表現するので常時感覚が磨かれて頭の活性化にいいですよ。

また、毎月の句会や吟行会も閉じこもり勝ちな悪弊を壊す「社会参加」ですから、新しい友人を得やすくなります。淀んでマンネリな人間関係を抜け出し、身だしなみやおしゃれにも敏感になれます。俳句は健康づくりにうってつけの趣味です。

 あかざ俳句会の23周年大会が開催され、飯村寿美子主宰初め70人が参集しました。嬉しいことに92才のご婦人がお孫さんのサポートで来てくださいました。

本年度のあかざ賞には印刷会社勤務の黒川 明氏が、あかざ特別賞に岐阜在住の長谷部祥盛(さちもり)氏、新人賞には佐藤 力氏と長山香織氏とが選ばれました。

女流が圧倒的数の俳句界の中で、男性が3人と健闘したことは男性作家としてとても喜ばしいでした。長山香織氏は赤ん坊を背負って基礎を学ばれた努力が実りました。ホテルでの懇親会にはハンサムな旦那様と二人のお子さんも来てくれました。

81名が参加した通信句会の互選では次の句が高得点を獲得され表彰されました。

 手話弾むあ・うんの十指若葉風   満美

 一八才多面体なり夏来る       昌子

 母の日の必着とある荷の届く    夢梨

 天空に道あるごとし鳥帰る      道生

 門扉閉じ日傘に今日をたたみ込む  美津子

 流し雛小言もひとつ乗せにけり    美佐子

 透きとほるまで万緑の中にゐる    洋

 

 

 

 

 


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