四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

鎌倉の港址

2009-11-29 19:37:00 | 生かされて今日
 逗子に接する材木座海岸に立つと海中に薄暗い所があります。和賀江島(わかえじま)と呼ぶ鎌倉時代の港の址です。天皇貴族が政治を握る古都京都から、武家の源氏・北条の時代のとなった鎌倉には米、塩、武具、仏典や美術工芸品、建築資材等のあらゆる財が全国から集中、海路材木座海岸からも物資が陸揚げされたようです。ただ遠浅で難破船もあり巨岩を積み上げる突貫土木工事で築いた港の址(国の史跡)です。
材木の集散地で材木商が多く住んでいたことから「材木座」の地名となったそうです。向かいは由比ヶ浜から極楽寺の海で、ススキも枯れてそよいでいました。
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