四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

鎌倉の冬もみぢ(その1)

2012-12-20 09:09:21 | 生かされて今日

 寒波来襲の朝、横浜金沢区から尾根道をたどり鎌倉の冬紅葉をもとめて歩きました。尾根をランニングする若々しい男女もいましたが、師走で行き交う人も少なく枯葉の小道をおおよそ1時間半、鎌倉霊園を下に見て天園の峠の茶店に着きました。途中脇道が度々あり人生の誘惑、トラップの様で左か右か迷う時もありました。やはり人生には羅針盤、道しるべがとても大切だと思いました。人生に明かりなしでは、まるで暗闇の難路を行くみたいに極めて危険だ。それにしても開道者、はじめて道を切り開く人の苦労は並大抵ではないですね。私の人生の道しるべは釈尊の教えです。

猫2匹いる峠の茶店では私が一番乗りで、オデンに少しサービスしてくれました。鎌倉宮方面へ急坂を下りますと紅葉の谷獅子舞で、大方は散っていましたが残る紅葉に歓声を上げました。もみぢの盛りは無論ですが、師走の名残の紅葉も捨てがたいものです。徒然草137段に「花はさかりに、月はくまなきをのみ見るものかは」とありますよね。

落石注意や滑りやすい悪路なので慎重に下りました。


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